コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

楠瀬喜多 くすのせきた

4件 の用語解説(楠瀬喜多の意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

楠瀬喜多【くすのせきた】

自由民権運動家。高知県生まれ。日本最初の婦人参政権要求者といわれる。高知藩の剣道指南役であった夫に死別した頃より立志社演説会を傍聴するようになり,河野広中ら民権活動家と交友。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

楠瀬喜多 くすのせ-きた

1836-1920 明治時代の自由民権運動家。
天保(てんぽう)7年9月9日生まれ。土佐高知藩剣術指南役の楠瀬実と結婚し,明治7年死別。10年代の高知で板垣退助らの民権運動に共鳴して,立志社を支援。河野広中(ひろなか),頭山満(とうやま-みつる)らの活動家からしたわれ,「民権ばあさん」とよばれた。大正9年10月18日死去。85歳。土佐(高知県)出身。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

楠瀬喜多

没年:大正9.10.18(1920)
生年:天保7.9.9(1836.10.18)
明治期の民権運動支援者。高知城下に生まれた。明治7(1874)年,夫に先立たれてのち,寡婦で通した。立志社の民権運動に共感して支援,10年代初頭には全国から有力な民権運動家が板垣退助らを訪ねて高知に滞在したが,後年有名になった河野広中,杉田定一,頭山満ら多くの民権運動家を親身になって世話し,「民権ばあさん」の愛称を得た。潮江村要法寺念仏三昧の余生を送ったという。

(福地惇)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

くすのせきた【楠瀬喜多】

1836‐1920(天保7‐大正9)
民権運動家。日本最初の婦人参政権要求者とされている。高知の運送業袈沙丸(けさまる)儀平の長女。土佐藩士楠瀬実と結婚,1872年(明治5)に夫を失い子もなく,以後立志社演説会に出入りし板垣退助らと交友する。女戸主として納税の義務を果たしていたが,78年の高知県区会議員選挙にあたり投票権のないのは不当として県庁に抗議文を出した。土佐州会の結成など地方自治の気運があるなかでの行為で,〈民権ばあさん〉と呼ばれた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

楠瀬喜多の関連キーワード天保の飢饉北陸新幹線民権党上田集成梶山関山月山貞一(初代)多田作兵衛野口秀並樋口信平山中惣左衛門

今日のキーワード

ポケモンGO

2016年7月6日に米国・オーストラリア・ニュージーランドで配信開始となったスマートフォン用AR(仮想現実)モバイルゲーム。開発・発売元はNiantic,Inc.(ナイアンティック)で、株式会社ポケモ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

楠瀬喜多の関連情報