水若酢神社(読み)ミズワカスジンジャ

百科事典マイペディアの解説

水若酢神社【みずわかすじんじゃ】

島根県隠岐郡五箇村(現・隠岐の島町)に鎮座。旧国幣中社。水若酢命などをまつる。仁徳天皇の時の鎮座と伝える。延喜式内の名神大社とされ,隠岐国の一宮。例祭は5月3日。
→関連項目隠岐諸島

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デジタル大辞泉プラスの解説

水若酢神社

島根県隠岐郡隠岐の島町、島後(どうご)島にある神社。延喜式内社。主祭神は水若酢命。中言神(なかことのかみ)、鈴御前(すずごぜ)を配祀。隠岐造の本殿は国の重要文化財に指定。隠岐国一之宮。

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世界大百科事典 第2版の解説

みずわかすじんじゃ【水若酢神社】

島根県隠岐郡五箇村に鎮座。水若酢命を主神とし,中言神,鈴御前を配祀する。創建年代不詳。社伝では崇神天皇のとき,伊後(いご)の海岸に水若酢命が上陸,捧羽山(ほうばさん)を経て現在地よりやや西北の地に移り,当地方を開発,のち奉斎されたが洪水にあい現社地に遷座したという。境内に隠岐最大の古墳があり,また付近に古墳の点在する沃野に鎮座。延喜の制で名神大社。のち隠岐国一宮。旧国幣中社。例祭5月3日。隠岐造の現社殿は1795年(寛政7)造営。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

水若酢神社
みずわかすじんじゃ

水若酢命(みずわかすのみこと)神社とも。隠岐(おき)国の一宮(いちのみや)で島根県隠岐郡隠岐の島町郡(こおり)に鎮座する。延喜(えんぎ)式内社(名神大)で旧国幣中社。兵火などにより古文書、縁起が失われたため、創建や祭神には未詳の点が少なくない。寛政(かんせい)年中(1789~1801)の文書によれば、創建は仁徳(にんとく)天皇の時代である。水若酢命を祀(まつ)り、中言神(なかことのかみ)、鈴御前(すずごぜ)を配祀(はいし)する。『続日本後紀(しょくにほんこうき)』承和(じょうわ)9年(842)9月14日条に官社に列した記事がみえ、『隠岐国神名帳』は神階を正四位上と記す。幕末に国学者中西毅男(たけお)が当社内に膺懲館(ようちょうかん)を建て尊王攘夷(じょうい)を唱えたことが、後の隠岐騒動につながっていった。社家は忌部(いんべ)氏の世襲。例祭は5月3日。この日隔年で行われる水若酢神社祭礼風流(ふりゅう)は県の無形民俗文化財に、本殿は国の重要文化財に指定されている。境内の東隅と北隅に古墳が各1基ある。[平泉隆房]
『水若酢神社編『水若酢神社』(2005・学生社)』

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精選版 日本国語大辞典の解説

みずわかす‐じんじゃ みづわかす‥【水若酢神社】

島根県隠岐郡隠岐の島町にある神社。旧国幣中社。祭神は水若酢命(みずわかすのみこと)ほか。仁徳天皇の時代の創立と伝えられる。社殿は変形の大社造りで、隠岐造りという。隠岐国一の宮。

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