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油かす(油粕) あぶらかす

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世界大百科事典 第2版の解説

あぶらかす【油かす(油粕)】

ダイズ,ナタネ,綿実などの油分に富む植物種子から油分をしぼった残りを総称したもの。魚肥類とともに古くより肥料として流通しており,1940年ころまでは販売肥料の主流をなしていた。油かす類の三要素含量は表に示したとおりだが,窒素に富み,リン酸,カリウムを含有している。窒素は主としてタンパク質態であり,リン酸はフィチン態が主で,カリウムは水溶性である。土壌中での窒素の無機化は,最適条件下約1ヵ月で完了するので,良好な緩効性肥料として,施設園芸のような多肥栽培に好んで使われている。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の油かす(油粕)の言及

【ナタネ(菜種)】より

…日本で,種子からナタネ油をとるために栽培され,ナタネと総称されるものには,アブラナ科の,植物学的に異なった2種の作物がある。その一つアブラナBrassica campestris L.(英名Chinese colza。採油用品種群に対する名)は在来ナタネともいわれ,また種子が黄褐色で赤っぽいので赤種(あかだね)とも呼ばれる。葉は淡緑色で軟らかく,白い蠟質がなくて,若い葉は食用になる。クキタチとかククタチと呼ばれて,あえ物や汁の実,煮付けなどにして食べる冬菜の多くはこの類である。…

【油脂】より

…脂肪油fatty oilと脂肪fatの総称で,化学的には1個のグリセリンと3個の脂肪酸が結合したエステル(トリグリセリド)の混合物である。アルカリによりケン化されてセッケンとグリセリンになる。脂肪酸の物性はその分子量や不飽和度などに依存するが,とくにその融点は分子量の増大とともに高くなる傾向があり,炭素数10(C10)以下の脂肪酸は常温で液体であるが,それ以上のものは常温で固体となる。また不飽和度の低いものは化学的に安定で融点が高くなる。…

※「油かす(油粕)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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