津和野[町](読み)つわの

百科事典マイペディアの解説

津和野[町]【つわの】

島根県西部,鹿足(かのあし)郡の町。津和野川上流,山口線に沿う中心の津和野は近世亀井氏の居城地で,津和野城(三本松城)跡(史跡)があり,〈山陰の小京都〉と呼ばれ城下町の面影を残す。石見(いわみ)地方南西部の中心。米,クリ,ワサビ,茶などを産する。森鴎外西周(あまね)の生地でその旧居がある。弥栄(やさか)神社に鷺舞が伝わる。青野山がある。2005年9月鹿足郡日原町を編入し,町役場を旧日原町役場とした。307.03km2。8427人(2010)。

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世界大百科事典 第2版の解説

つわの【津和野[町]】

島根県西端,鹿足(かのあし)郡の町。〈山陰の小京都〉と呼ばれる旧城下町で,山口線が通じる。人口6541(1995)。13世紀末の吉見氏以来,吉見氏14代,坂崎氏1代を経て,1617年(元和3)亀井氏が入府し,この後亀井氏12代の城下町となった。亀井氏2代藩主茲政(これまさ)による殖産で,石見(いわみ)半紙(石州半紙)を特産とする紙業が栄えた。また東方にある青野山東麓の沼原(のんばら)(沼地であった)の開拓により水田が開かれた。

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