glauconite
雲母族,ディオクタヘドラル型で,層間が欠乏している雲母の系列名であり,種名ではない。6配位のFe3+がAlより多いのが特徴。青緑色の粉末塊。示差熱分析曲線の吸熱ピーク500~600℃(OHの脱水による),吸熱ピークに引き続く発熱ピーク900~1,000℃。屈折率α1.592~1.610, β・γ1.614~1.641。海成堆積岩中に青緑色のペレット状粒子として産する。生物源有機物がその生成に関係するといわれているが,結晶度の悪い粘土鉱物から続成過程で変化して生ずるとの考えもある。フィールドネームとして,グロコナイトと呼ばれているものには,単体としてのグロコナイト(海緑石),スメクタイトとの混合層,混合物などさまざまのものがある。Kは交換性であることが多く,古くからイオン交換剤として硬水の軟化に使用されている。ギリシア語のglaucos(青緑色)にちなんで命名。
執筆者:須藤 俊男・吉村 尚久
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
雲母(うんも)の一種。土状で柔らかく、粉末はやや脂肪感をもつ。海底で堆積(たいせき)したと考えられる砂岩によく含まれることがあり、濃集したものは海緑石砂岩とよばれる。また不純な石灰岩やシルト岩中にも含まれる。名称はこの鉱物の色から、青緑色を意味するギリシア語に由来する。和名もこの色からつけられた。
[松原 聰]
含カリウム粘土鉱物の一種。雲母質粘土鉱物。化学式は(K,Na,Ca)1.2~2.0(Al,Fe)4(Si,Al)8O20(OH4)・nH2O。黄緑色,淡い暗緑色を呈し土状で産する。泥岩,砂岩などの海成層中に小球状を示して存在することが多い。海生微生物の遺骸を置換することも知られている。東北地方の新第三系海成層中に存在する。かつて,カリ肥料として利用されたこともある。
執筆者:湊 秀雄
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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