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湯殿山 ゆどのさん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

湯殿山
ゆどのさん

山形県中部,朝日山地の北部にある山。標高 1500m。月山の南西,寒河江市と鶴岡市のほぼ中間に位置する。梵字川上流仙人沢の奥に湯殿山神社がある。月山羽黒山とともに出羽三山奥の院ともいわれ,広く信仰されている。

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デジタル大辞泉の解説

ゆどの‐さん【湯殿山】

山形県中部にある火山。月山(がっさん)の南西に位置し、羽黒山と合わせて出羽三山とよばれる。標高1504メートル

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百科事典マイペディアの解説

湯殿山【ゆどのさん】

山形県中部の山。出羽三山の一つで,標高1500m。三山の一つとなったのは戦国期末とされ,近世には三山の総奥院とされた。月山(がっさん)の南西部にある寄生火山で,火口壁の一部とされ,火口瀬の梵字(ぼんじ)川左岸に湯殿山神社がある。
→関連項目行人坂出羽三山神社西川[町]山形[県]

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世界大百科事典 第2版の解説

ゆどのさん【湯殿山】

山形県中部の山。東田川郡朝日村に属する。標高1500m。月山の南西に連なる側火山で,月山,羽黒山とともに出羽三山呼ばれる。元来は一つの山の呼称ではなく,北麓の仙人沢(梵字川源流部)にある温泉塔を神体とする湯殿山神社一帯を指した。空海の開基伝承を伝え,修験者によって古くから開かれたとされ,9世紀には湯殿山登山口の拠点として北西の注連(ちゆうれん)寺(朝日村七五三掛(しめかけ)),大日坊(同村大網)などがつくられている。

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大辞林 第三版の解説

ゆどのさん【湯殿山】

山形県中部、月山がつさんの西に連なる山。月山・羽黒山とともに出羽三山の一で、三山の奥の院とされる。海抜1504メートル。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔山形県〕湯殿山(ゆどのさん)


山形県中央部、月山(がっさん)の南西腹に噴出した火山。標高1500m。仙人(せんにん)岳とも。古来、月山・羽黒(はぐろ)山とともに出羽(でわ)三山として信仰された霊山で、羽黒修験(しゅげん)道にとっては奥の院にあたり、「極意(ごくい)の山」と称された。信仰対象は山頂そのものではなく北麓(ほくろ)の仙人沢上流域一帯で、とくに湯殿山神社の御神体とされる霊泉・巨岩をさす。磐梯朝日(ばんだいあさひ)国立公園に含まれる。湯殿山神社入り口の参籠所(さんろうしょ)まで湯殿山有料道路が通じる。周辺にはスキー場が多い。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

湯殿山
ゆどのさん

山形県中央部、鶴岡(つるおか)市の東部にある山。月山(がっさん)の南西山腹にあたり、最高所は1500メートル。月山火山中でもっとも古い火山で、安山岩や石英安山岩からなり、鐘状を示す。月山、羽黒山とともに出羽(でわ)三山の一つで、湯殿山神社は最高所の湯殿火山の北方を深くうがつ仙人沢にあり、谷底に湧出(ゆうしゅつ)する温泉の沈殿物に覆われた岩石の温泉塔を御神体とする。出羽三山の奥の院ともいわれ、古来口外禁止の地であり、「語るなかれ、聞くなかれ」と戒められてきた。芭蕉(ばしょう)も『おくのほそ道』で「語られぬ湯殿にぬらす袂(たもと)かな」と詠んでいる。湯殿山を経て月山への登拝路は出羽三山のうちの最難所とされた。国道112号が湯殿山温泉まで通じ、その先は湯殿山道路(有料)が参籠所まで通じる。JR羽越本線鶴岡(つるおか)駅から仙人沢までバスの便がある。[中川 重]
『『出羽三山・葉山』(1975・山形県総合学術調査会)』

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世界大百科事典内の湯殿山の言及

【温泉】より

…同様に東北最北端の恐山は死霊の集まる霊山とされているが,その宇曾利山湖の周辺には強烈な臭気を発する硫黄泉が噴出し,参詣者の心身をいやす温泉場が設けられている。また出羽三山の一角を占める湯殿山でも,山頂にある神体の大石からは熱泉があふれ,登拝者は裸足をひたして心身のよみがえりを祈る。一般に日本には禊祓の伝統があり,それによって罪やけがれを払うとする観念があったが,温泉による蘇生の観念もそのような伝承と結びつき,とくに治病効果がつよく期待されたのである。…

【出羽三山】より

…山形県のほぼ中央部,朝日山地の北端部に位置する月山(がつさん)(1979.5m),湯殿山(1500m),羽黒山(436m)の三山をあわせていう。月山と湯殿山は近接しているが,羽黒山は両山の北約20kmに位置する。…

【木食上人】より

…やがて,修験道(しゆげんどう)がさかんになると,各地の修験の霊場には人々の崇敬を集める木食上人があらわれ,そのまわりに半僧半俗の木食行者たちが集まるようになった。また,木食の行も,例えば湯殿山ではそばと飴(あめ)は食することを認めるというように,土地によってこまかな戒が定められるようになった。東北地方を中心に見られる即身仏の信仰の中で,仏になる行者は長期間の木食行によって身心を浄めるとされたが,木食上人への崇敬は,修験系の信仰を通じて日本の各地に広まった。…

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