ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「瀬川如皐(1世)」の意味・わかりやすい解説
瀬川如皐(1世)
せがわじょこう[いっせい]
[没]寛政6(1794)
歌舞伎作者。天明3 (1783) 年瀬川乙女と名のった役者から作者に転向。実弟の3世瀬川菊之丞や1世中村仲蔵のために佳作を残し,1世桜田治助に次ぐ名手といわれた。『重重人重小町桜 (じゅうにひとえこまちざくら) 』『女武者菊千余騎』など,所作事では『仲蔵狂乱』『羽根の禿 (かむろ) 』など今日に伝わっている。
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