鳥跡(読み)チョウセキ

デジタル大辞泉 「鳥跡」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐せき〔テウ‐〕【鳥跡】

鳥の足跡
中国で、黄帝の時、蒼頡そうけつが鳥の足跡を見て文字を考案したという故事から》漢字。また、文字。鳥の跡。
[類語](2文字文字もんじ鳥の跡用字表記点画てんかくレター邦字ローマ字アルファベットハングル梵字ぼんじ大文字小文字頭文字イニシャル英字数字漢字仮名真名片仮名平仮名万葉仮名字母表音文字表意文字音字意字象形文字楔形くさびがた文字甲骨文

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精選版 日本国語大辞典 「鳥跡」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐せきテウ‥【鳥跡・鳥迹】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鳥の足跡。鳥の跡。
    1. [初出の実例]「所以〈略〉星精之帝摸鳥跡以習」(出典経国集(827)二〇)
    2. [その他の文献]〔孟子‐滕文公・上〕
  3. ( 中国古代、黄帝の時、蒼頡(そうけつ)が鳥の足跡を見て、初めて文字を造ったという故事による ) 漢字の異称。また、ひろく、文字をいう。鳥の跡。
    1. [初出の実例]「至輔弘者年歯差老之上、頗弁鳥跡」(出典:後二条師通記‐別記・寛治五年(1091)八月六日)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐李潮八分小篆歌〕

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