然して(読み)サシテ

デジタル大辞泉 「然して」の意味・読み・例文・類語

さし‐て

[副]《動詞「さ(指)す」の連用形接続助詞「て」から》
(あとに打消しの語を伴って用いる)とりたてていうほど。それほど。たいして。「これはさして重要ではない」「さして遜色そんしょくはない」
特にそれと指して。とりわけ。
鎌倉殿に―申すべき大事ども候」〈平家一二
[補説]1は「然して」とも書くが、語源は「指して」と思われる。→さしたる
[類語]あまりさほど大してそれほどさしたるさまでそうそんなに満更まんざら必ずしもあながち一概にそんなそのようそうしたそういうさようさもさもさもしかなかなか取り立てて別段さのみさしもこれほどどれほどいかほど何ほどそれくらいこれくらいこのくらいこればかり

しか‐し‐て【然して/×而して】

[接]そして。それから。多く漢文訓読文に用いられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む