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焼尻島 やぎしりとう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

焼尻島
やぎしりとう

北海道北西部,日本海にある島。羽幌町に属する。森林地帯の中央 11万m2に及ぶイチイ (オンコ) の美林は天然記念物に指定。天売焼尻道立自然公園に属していたが,1990年天売島および暑寒別岳とともに,暑寒別天売焼尻国定公園に指定。羽幌港より連絡船が通う。面積 5.21km2。人口 414 (2000) 。

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百科事典マイペディアの解説

焼尻島【やぎしりとう】

北海道羽幌町に属し,約23km沖にある小島。西方天売(てうり)島がある。3段の海食面からなり,全島オンコイチイ)の美林におおわれる。面積5.19km2。近世には〈ヤンケシリ〉などとみえ,鮑串貝・魚油・カスベ・秋味(サケ)などを物産とした。ニシン漁消滅後はタラ,アワビなどを漁獲,本島への出稼(でかせ)ぎも多い。羽幌から船便がある。
→関連項目暑寒別天売焼尻国定公園羽幌[町]

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世界大百科事典 第2版の解説

やぎしりとう【焼尻島】

北海道北西部の島。留萌(るもい)支庁羽幌町に属し,その西方約25kmの日本海上に浮かぶ。面積約5km2,人口487(1995)。最高所は97m,数段の海岸段丘からなる島で,中央部にはオンコ(イチイ)の自然林が広がる。約4km西方,武蔵水道を隔てて天売(てうり)島と対する。18世紀末には天売島とともに天塩(てしお)場所の中心的なニシン漁場としてにぎわった。現在も住民の多くは漁業に従事する。羽幌,天売島へ定期船が就航する。

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大辞林 第三版の解説

やぎしりとう【焼尻島】

北海道北西部、本島の西方の日本海にある島。面積約5.3平方キロメートル。海食崖が発達し、イチイ・エゾマツが繁茂する。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔北海道〕焼尻島(やぎしりとう)


北海道北西部、羽幌(はぼろ)町沖の日本海に浮かぶ小島。西の天売(てうり)島と対する。面積5.1km2。羽幌町に属する。最高点が94mの平坦(へいたん)な島で、4段の海岸段丘からなる。イチイ(オンコ)の自然林は国の天然記念物。暑寒別(しょかんべつ)天売焼尻国定公園に含まれる。19世紀中ごろからニシン漁でにぎわった。近年はアワビ・タラを水揚げする。羽幌港から定期船が運航

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

焼尻島
やぎしりとう

北海道北西部の日本海上にある島。留萌(るもい)振興局管内の羽幌(はぼろ)町に属す。北海道本島の西約25キロメートルに浮かび、武蔵(むさし)水道を隔てて4キロメートル西の天売(てうり)島と相対している。東西4キロメートル、南北2キロメートル、面積5.21平方キロメートル。主として新第三紀の安山岩質岩類で構成され、全島が四段の海岸段丘からなり、中央部の最高点は97メートル、西側は海食崖(がい)をなしている。1786年(天明6)天塩(てしお)場所の設置後、天売島とともにその中心的漁場としてニシン漁でにぎわった。羽幌港と天売島へ定期船が通う。オンコ(イチイ)の自然林は国指定天然記念物。天売焼尻道立自然公園の一部。人口311(2009)。[岡本次郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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