特出(読み)トクシュツ

デジタル大辞泉 「特出」の意味・読み・例文・類語

とく‐しゅつ【特出】

[名](スル)他より特にすぐれていること。傑出けっしゅつ。「語学才能特出している」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「特出」の意味・読み・例文・類語

とく‐しゅつ【特出】

〘名〙
① (━する) 特にぬきんでていること。とりわけすぐれていること。〔布令字弁(1868‐72)〕 〔水経注‐澧水〕
② (「特別出演」の略) 普通の出演者とは別に、ある俳優が、特に招待されたり、顔見せサービスをしたりするために出演すること。
※塗りこめた声(1961)〈曾野綾子一六「『鳩小舎のある家』の中に特出(特別出演)してもらうためである」

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普及版 字通 「特出」の読み・字形・画数・意味

【特出】とくしゆつ

すぐれて高い。すぐれて多い。〔水経注、河水一〕朱霞九光は西王母の治むる、眞宮仙の宗とする、~品物群生、希奇特出、皆此(ここ)に在り。天人濟濟(せいせい)として、(つぶさ)に記すべからず。

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