独協大学(読み)ドッキョウダイガク

デジタル大辞泉 「独協大学」の意味・読み・例文・類語

どっきょう‐だいがく〔ドクケフ‐〕【独協大学】

埼玉県草加市にある私立大学。昭和39年(1964)に、学校法人独協学園により開設。伝統的に外国語教育が重視されている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「独協大学」の意味・読み・例文・類語

どっきょう‐だいがくドクケフ‥【独協大学】

  1. 埼玉県草加市にある私立大学。明治一六年(一八八三)創立の独逸(ドイツ)学協会学校に始まり、昭和三九年(一九六四)大学となる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「独協大学」の意味・わかりやすい解説

独協大学 (どっきょうだいがく)

埼玉県草加市にある私立大学。1881年,ドイツ帝国の学問法制を研究する独逸学協会が設立され,それを母体として83年協会委員長品川弥二郎が開設した独逸学協会学校(初代校長西周)を起源とする。ドイツ語およびドイツの法律政治学教授を標榜し,中学教育に重点がおかれ進学校となる。1937年独逸学協会中学校改称,第2次大戦後の47年独協学園と改称し,48年には新制の高等学校・中学校が認可された。52年哲学者天野貞祐を校長として再興をはかり,64年独協大学を開設した。73年には兄弟校として,栃木県下都賀(しもつが)郡壬生(みぶ)町に独協医科大学を開設,77年に大学院を設置する。現在,外国語経済・法・国際教養の4学部,3研究科の大学院をもつ。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「独協大学」の意味・わかりやすい解説

独協大学
どっきょうだいがく

私立。1964年(昭和39)、ドイツ文化の移植を目的とする独協学園を母体として、哲学者天野貞祐(ていゆう)によって創設された。2010年(平成22)時点で、外国語学部、国際教養学部、経済学部、法学部の4学部と、法学、経済学、外国語学、法務の4研究科の大学院からなる。「大学は学問を通じての人間形成の場である」との創立者のことばを建学の精神とし、徹底した語学教育を特徴としている。所在地は埼玉県草加(そうか)市学園町1-1。

[喜多村和之]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「独協大学」の意味・わかりやすい解説

独協大学【どっきょうだいがく】

埼玉県草加市にある私立大学。1881年設立された独逸(ドイツ)学協会を母体に,1883年品川弥二郎が独逸学協会学校を開設(初代校長西周),ドイツ語,ドイツの法律・政治学を中心とする中学教育に重点がおかれた。1937年独逸学協会中学校,1947年独協学園に改称,1964年独協大学開設。外国語,経済,法,国際教養の4学部(2012年4月現在)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android