コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

獅子窟寺 ししくつじ

2件 の用語解説(獅子窟寺の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

獅子窟寺
ししくつじ

大阪府交野市私市 (きさいち) にある高野山真言宗の寺。元禄5 (1692) 年に記された寺伝によると,最初役小角が薬師浄土を開き,その後聖武天皇の勅願によって行基が堂宇を建立したとされる。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

獅子窟寺
ししくつじ

大阪府交野(かたの)市私市(きさいち)にある高野山(こうやさん)真言宗の寺。普見山(ふけんざん)と号する。本尊の薬師如来坐像(やくしにょらいざぞう)(国宝)はカヤの木の一木造(いちぼくづくり)で、行基(ぎょうき)が3年3か月を費やして刻んだ像(92センチメートル)で、授乳の霊験が著しいと伝えられている。寺伝によれば、聖武(しょうむ)天皇の勅願によって行基が堂塔を建てたという。山上の寺内には獅子吼(ししく)像を思わせる岩窟があり、当山を開いた人たちがこの窟内で修行して以来、獅子窟寺と称するようになった。盛時には塔頭(たっちゅう)が12院あったが、大坂の陣(1614、15)で焼失した。現在は本堂、庫裡(くり)、経蔵(きょうぞう)があり、仁王門と鐘楼堂は基礎のみを残す。[野村全宏]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

今日のキーワード

エンゲルの法則

家計の総消費支出に占める飲食費の割合 (エンゲル係数 Engel coefficientと呼ぶ) は,所得水準が高く,したがって総消費支出が大きいほど低下するというもの。エンゲル係数は国民の消費生活面...

続きを読む

コトバンク for iPhone

獅子窟寺の関連情報