甲賀[町](読み)こうか

百科事典マイペディアの解説

甲賀[町]【こうか】

滋賀県南東部,甲賀郡の旧町。〈こうが〉とも。野洲(やす)川の支流杣(そま)川上流山地,丘陵地を占め,草津線が通じる。農林業を営み,ヒノキなどの木材を産する。近江(おうみ)売薬製造の中心地で,中心の大原市場に製薬工場が多い。2004年10月甲賀郡水口町,土山町,甲南町,信楽町と合併し,甲賀市となる。71.63km2。1万1880人(2003)。

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世界大百科事典 第2版の解説

こうか【甲賀[町]】

滋賀県南東部,甲賀郡の町。人口1万2075(1995)。野洲川支流の杣(そま)川上流域にある。中心集落はJR草津線甲賀駅のある大原市場で,甲賀売薬の中心地として発展し,製薬工場が多い。町の工業生産額の8割以上を製薬が占める。近年は甲賀工業団地の造成により,電子,衣料関係の工場も進出している。戦国時代に当地の武士は甲賀衆甲賀者と呼ばれ,伊賀者と並んで忍びの術で知られた。鈴鹿山麓の油日神社では毎年5月1日に重要無形民俗文化財に指定された太鼓踊が奉納される。

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