精選版 日本国語大辞典 「矢数俳諧」の意味・読み・例文・類語
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俳諧形式。京都三十三間堂の通し矢の競技に倣い、一昼夜もしくは一日の間に独吟でできるだけ多くの句をつくり、その数を競う俳諧興行。1677年(延宝5)5月に大坂生玉(いくたま)の本覚寺で井原西鶴(さいかく)が千六百句独吟の矢数俳諧を興行(俳諧大句数)したのが最初で、4か月後には大和(やまと)の月松軒紀子(きし)が奈良極楽院で一昼夜独吟千八百句を、さらに1679年3月には仙台の大淀三千風(おおよどみちかぜ)が一昼夜三千句を興行し、記録を更新。そこで西鶴は翌年5月生玉社南坊で二度目の矢数俳諧独吟四千句に挑戦し成功(西鶴大矢数)、さらに1684年(貞享1)6月住吉(すみよし)社頭で二万三千五百句の前人未到の記録を樹立し、「神力誠(しんりきまこと)を以(もって)息の根留(とむ)る大矢数」と、自ら創始した矢数俳諧に終止符を打った。
[雲英末雄]
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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