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秋の七草 アキノナナクサ

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デジタル大辞泉の解説

あき‐の‐ななくさ【秋の七草】

秋を代表する七つの草花。尾花葛(くず)撫子(なでしこ)女郎花(おみなえし)藤袴(ふじばかま)桔梗(ききょう) 秋》春の七草
[補説]万葉集山上憶良の歌では、桔梗の代わりに朝顔を入れるが、この朝顔が何であるかについては諸説がある。

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百科事典マイペディアの解説

秋の七草【あきのななくさ】

秋に花の咲く草の中から代表的なものを7種選んだもの。《万葉集》の山上憶良の歌〈萩が花尾花葛花撫子の花女郎花また藤袴朝顔の花〉による。ハギ,オバナススキ),クズ,ナデシコオミナエシフジバカマアサガオであるが,このアサガオは今のアサガオという説と,ムクゲキキョウ,またはヒルガオという説もある。
→関連項目カルカヤキキョウ(桔梗)七草ハギ(萩)フジバカマ(藤袴)

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世界大百科事典 第2版の解説

あきのななくさ【秋の七草】

ハギ,オバナ(ススキ),クズ,ナデシコ,オミナエシ,フジバカマ,アサガオの7種の草本で,日本の秋の花を代表するものとされる。だれが選定したという記録はないが,《万葉集》に載せられた山上憶良の7種の花の短歌にこの順序で詠まれているものを指すのがふつうである。これらのうち,アサガオは日本の植物ではなく,熱帯アジアの原産で,奈良時代にはすでに日本に移入されており,広く栽培されていたらしいが,憶良の歌にいうアサガオはキキョウのことであるとされている。

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大辞林 第三版の解説

あきのななくさ【秋の七草】

秋に咲く代表的な七種の草花。ハギ・ススキ(オバナ)・クズ・ナデシコ・オミナエシ・フジバカマ・キキョウ。 [季] 秋。 〔万葉集一五三八の歌にはキキョウではなく「あさがお」があげられているが、この「あさがお」もキキョウのことと考えられている〕 → 春の七草
端唄・うた沢・小唄・箏曲そうきよくなどの題。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

秋の七草
あきのななくさ

七草」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

秋の七草
あきのななくさ

観賞を目的として選んだ秋草7種をいう。『万葉集』巻8に収められた山上憶良(やまのうえのおくら)の歌に「萩の花 尾花(をばな)葛花(くずはな) なでしこが花 をみなへし また藤袴(ふぢはかま) 朝顔(あさがほ)が花」と、日本の代表的秋草が詠まれたことに始まる。このなかのアサガオについては、キキョウ説、ムクゲ説、ヒルガオ説、アサガオ説と意見が分かれているが、キキョウ説をとる場合が多い。また江戸時代に好事家(こうずか)が「新秋の七草」を選んでいるが、リンドウ、オシロイバナ、トロロアオイ、ヒオウギ、ゴジカ、ユウガオ、カラスウリと、外来種なども取り入れられている。1935年(昭和10)ごろにも新聞に発表された別の「新七草」があり、それは、ハゲイトウ、ヒガンバナ、ベゴニア、キク、オシロイバナ、イヌタデ、コスモスであった。そのほか、「薬用秋の七草」として、オケラ、クズ、キキョウ、マンジュシャゲ、リンドウ、ヤマトリカブト、ミシマサイコが選ばれたこともある。[杉山明子]

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世界大百科事典内の秋の七草の言及

【ゴジカ】より

…本来はインドからインドシナ,ジャワ,セレベスなどモンスーン地帯の湿地や水田に生育する植物で,日本では野生化しない。江戸時代には秋の七草に数えられることもあったほどよく栽培されたが,近年はほとんどみられなくなった。葉は時に茶として飲料にされる。…

【七草】より

…七種とも書き,春の七草と秋の七草がある。
[春の七草]
 〈せり,なずな,ごぎょう,はこべら,ほとけのざ,すずな,すずしろ,これや七草〉とうたわれたように,これらを春の七草と称し,この,ごぎょうはハハコグサ,はこべらはハコベ,ほとけのざはタビラコ,すずなはカブ,すずしろは大根とされる。…

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