昭和・平成期の劇作家
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
劇作家。横浜に生まれる。三好十郎主宰の戯曲研究会から出発し、『礼服』(1949)、『婚期』(1952)などの一幕物で認められた。やがて多幕物に向かうとともにテーマも社会的広がりをみせ、底辺に生きる女性群像を描いた『ものいわぬ女たち』(1954)、『村岡伊平治伝』(1960)などを経て、『常陸坊海尊(ひたちぼうかいそん)』(1964)、『かさぶた式部考』(1969)により土俗を視座とする独自の民衆劇の方向を開拓した。以後『きぬという道連れ』(1974)、『七人みさき』(1975)などを発表、一作ごとに重厚味を加え、蜷川幸雄(にながわゆきお)演出の『近松心中物語』(1979)、『元禄(げんろく)港歌』(1980)以降大劇場にも進出。ラジオ、テレビ作品も多い。俳人秋元不死男(ふじお)の実妹。
[大島 勉]
『『秋元松代全作品集』全3巻(1976・大和書房)』▽『『秋元松代戯曲集』(1962・文学散歩出版部)』
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...
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