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空也堂(読み)クウヤドウ

大辞林 第三版の解説

くうやどう【空也堂】

極楽院 の通称。空也念仏の道場。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

空也堂
くうやどう

京都市中京区蛸薬師通(たこやくしどおり)にある天台宗の寺。紫雲山光勝寺(しうんざんこうしょうじ)空也堂極楽院(ごくらくいん)と称する。市中に念仏を広めて市聖(いちのひじり)といわれた空也が天慶(てんぎょう)年間(938~947)に開いたものという。その縁起には、平定盛(さだもり)が空也のかわいがっていた鹿(しか)を射殺したため、それを悔いて一宇を創建、空也を開山とし、自ら第2世になったとする。本尊は空也自作と伝える空也上人(しょうにん)像。毎年11月第2日曜日の開山忌には、歓喜踊躍念仏(かんぎゆやくねんぶつ)(空也踊)が修される。京都名物の一つである六斎(ろくさい)念仏踊もこれに源を発するものである。[森 章司]

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