網走[市](読み)あばしり

百科事典マイペディアの解説

網走[市]【あばしり】

北海道北東部の市。1947年市制。オホーツク総合振興局所在地。オホーツク海に突出した能取(のとろ)岬の南,網走川の河口に市街が発達,釧網(せんもう)本線,石北本線が通じる。市域西部から能取湖網走湖,藻琴湖,濤沸(とうふつ)湖の4潟湖(かたこ)が並び,砂浜が続く。遠洋漁業の根拠地で,サケ,マスなどの漁獲があり,栽培漁業やかん詰,佃煮(つくだに),焼ちくわなどの水産加工業も盛ん。小清水原生花園,潟湖や海岸部は網走国定公園に属する。1月末頃流氷が接岸するが,天都山にはオホーツク流氷館があって,流氷体験ができる。モヨロ貝塚(史跡)がある。2005年に濤沸湖がラムサール条約登録湿地となる。471.00km2。4万998人(2010)。
→関連項目網走[支庁]

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世界大百科事典 第2版の解説

あばしり【網走[市]】

北海道北東部,オホーツク海に面する市。1947年市制。人口4万4176(1995)。市街は網走川河口部両岸にまたがり,市域東部には藻琴台地が広がり,西部には常呂(ところ)丘陵と網走台地が能取湖網走湖を抱いている。網走川の河口部北岸の史跡モヨロ貝塚はオホーツク文化の先住民居住跡で,ほかにも先住民遺跡が多い。1786年(天明6)にはすでに会所,運上屋が設けられ,漁業の拠点であった。1879年網走郡役場の設置を経て,97年網走支庁が置かれた。

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