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能取湖 のとろこ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

能取湖
のとろこ

北海道北東部,オホーツク海に面した潟湖網走市に属する。面積 58.4km2。周囲 33km。最大水深 21.2m。東西両岸には丘陵が迫り,北岸は砂州でオホーツク海と境され,北東部に幅 100mほどの湖口がある。冬季は激しい風波により湖口が砂で閉鎖されるため,初春には切り開き工事が行われる。富栄養湖でカレイ,コマイ,ホタテガイなどが漁獲される。南岸の卯原内 (うばらない) 付近には秋になると湖岸を紅色に染めるアッケシソウ (塩性植物) の群生地があり,能取岬の海岸地形とともに網走国定公園に属する。

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デジタル大辞泉の解説

のとろ‐こ【能取湖】

北海道北東部にある潟(せき)湖。オホーツク海とは砂州で区切られている。湖畔にアッケシソウの群落がある。富栄養湖でアサリ・ホタテガイなどの養殖漁業が行われている。周囲33キロメートル、面積約59平方キロメートル。

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百科事典マイペディアの解説

能取湖【のとろこ】

北海道網走市北西部の潟湖。オホーツク海に続き,西から延びた砂州のため湾口は狭く,楕円形をなす。面積58.20km2,最深23.1m。12〜4月結氷。アヤメ,ハマナス,アッケシソウが群生,網走国定公園に属する。
→関連項目網走[市]

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世界大百科事典 第2版の解説

のとろこ【能取湖】

北海道北東部,網走市北部にある湖。東西を丘陵に囲まれ,北岸湾口砂州によって封じられた潟湖で,北東端に1977年完成した永久湖口によりオホーツク海に通じる。面積58.4km2,周囲32km,最大深度23m,平均深度9m。かつては9~11月の激しい風波が運ぶ土砂で冬季に湖口が閉じられるため,春の融雪・融氷期に湖口を開く〈潮切り(砂切り)〉が行われた。湖内でカレイ,コマイなどの漁獲やホタテガイの養殖が行われる。

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大辞林 第三版の解説

のとろこ【能取湖】

北海道北東部、網走市にある潟せき湖。面積58平方キロメートル。湖の北東部が開口してオホーツク海に通じる。コマイ・ホタテガイなどを産し、北岸の砂州には原生花園がある。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔北海道〕能取湖(のとろこ)


北海道北東部、オホーツク海沿いの能取岬南西にある潟湖(せきこ)。面積58.4km2。砂州東端で海と通じる汽水湖。マガレイやウグイなどを産し、カキ・ホタテガイの養殖が行われる。南東岸を埋め立て、工業用地が造成された。アッケシソウの群生地、ハマナスの原生花園で知られる。東岸を能取岬と結ぶ美岬(みさき)ラインが通じる。網走(あばしり)国定公園の一画をなす。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

能取湖
のとろこ

北海道東部、オホーツク海に面した潟湖(せきこ)。網走(あばしり)市に属す。東西を北見山地末端部の丘陵が囲み、西から延びた砂州によってオホーツク海と隔てられている。面積58.4平方キロメートル、周囲32キロメートル、最大水深23メートル。ほぼ円形で北東端で外海と通じている。かつては毎年秋の漂砂により開口部が閉ざされ、融雪期に人工的に開けていたが、1977年(昭和52)永久湖口が完工した。カレイ、コマイなどの漁獲があり、ホタテガイ、カキの養殖が行われる。網走国定公園の一部で、南西岸の卯原内(うばらない)付近にアッケシソウの群落(道指定天然記念物)があり、北岸の砂州には原生花園がある。南岸と西岸を国道238号が走っている。[岡本次郎]

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