コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

耐熱合金 たいねつごうきん heat-resistant(refractory) alloy

6件 の用語解説(耐熱合金の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

耐熱合金
たいねつごうきん
heat-resistant(refractory) alloy

高温で強度,耐食性,耐クリープ性,また用途によっては耐圧性,耐疲労性 (→金属の疲労 ) ,耐摩耗性を保つ金属材料。 750℃前後までは特殊ステンレス鋼が用いられる (→耐熱鋼 ) 。しかしジェット機ロケット,原子炉などの発達に伴い,要求される条件がきびしくなると同時に重要性も増したので,1000℃常用を目途としたいわゆる超合金の開発が進められている。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

たいねつ‐ごうきん〔‐ガフキン〕【耐熱合金】

高温での耐食性あるいは強度にすぐれた合金。代表的なものは耐熱鋼で、鉄・クロムニッケルコバルトなどが主成分

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

耐熱合金【たいねつごうきん】

高温での耐食性または強さにすぐれている合金の総称で,耐熱鋼が代表的。それ以上の耐熱性が必要な場合はニッケル基(たとえばインコネル)やコバルト基の合金が使用される。
→関連項目空力加熱耐熱材料

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

たいねつごうきん【耐熱合金 heat resistant alloy】

大気中における耐酸化性と高温におけるある程度の強度をもつように設計・製造された合金。耐熱性の原理と鉄基合金については〈耐熱鋼〉の項目を参照されたい。耐熱鋼の場合の高温とは500~800℃であるが,金属材料一般で高温というと,それぞれの金属の溶融温度との相対的尺度で考える。軽金属であるアルミニウムマグネシウムを基本とする軽合金耐熱材料は250~450℃程度の温度で使用される。軽合金耐熱材料はジェットエンジンなどの圧縮機,内燃機関ピストン材,原子炉材用被覆材などに用いられる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

たいねつごうきん【耐熱合金】

耐熱性が高く、酸化・硫化などの化学作用によく耐える合金の総称。ニッケル-クロム鋼や、それにモリブデン・タングステン・バナジウムなどの高融点金属を添加したものなど、種類が多い。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

耐熱合金
たいねつごうきん
heat resisting alloys

高温で使用するための合金。金属は高温になると強度が低下し、また酸化など雰囲気との化学反応速やかに進行するようになる。これに対処するために種々の合金元素が添加される。アルミニウム合金の場合はニッケルを2.5%以下添加した合金(Y合金、ローエックスなど)、銅合金ではクロムを0.85%またはジルコニウムを0.15%添加したものなどがあるが、耐熱合金の代表は、鉄にクロムを加えて耐酸化性を増し、タングステンモリブデンバナジウムチタンなどを加えて高温強度を高めた耐熱鋼である。さらに高温で使用するものにニッケルやコバルトを基本とする超耐熱合金(超合金)があり、1000℃以上で使用するものとしてはモリブデンやタングステンのような高融点金属の合金がある。高温強度を高めるために金属中に酸化物を微細に分散させた酸化物分散強化型合金セラミックス粉末を少量の金属で固めたサーメット、共晶組成の合金を一端から順次固化させて組織を一方向にそろえた一方向凝固合金、セラミックス繊維を金属で固めた繊維強化型複合材料など、各種の耐熱合金の研究が行われている。[須藤 一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

耐熱合金の関連キーワード耐熱鋼主体思想罪体母材地域大国3つの行為における4人の聖者心肺能力キルヒホッフの昇華熱の式オケる大気圏,大気圏外空間,および海水における核兵器実験を禁止する条約

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

耐熱合金の関連情報