コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

聖衆来迎寺 しょうじゅらいごうじ

4件 の用語解説(聖衆来迎寺の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

聖衆来迎寺
しょうじゅらいごうじ

来迎寺ともいう。滋賀県大津市にある天台宗の寺。山号は紫雲山。延暦9 (790) 年最澄が自作の地蔵菩薩像を安置した地蔵院がもとで,長保3 (1001) 年源信がここで聖衆来迎を感得したことから,堂宇を興し,来迎のありさまを彩画,また阿弥陀来迎像を造り,来迎寺と名を改めた。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

しょうじゅらいごう‐じ〔シヤウジユライガウ‐〕【聖衆来迎寺】

滋賀県大津市比叡辻にある天台宗の寺。山号は紫雲山。開創は延暦9年(790)、開山は最澄。初め地蔵教院と称したが、長保3年(1001)源信によって現在の寺名に改められ、念仏道場となる。織田信長の焼き打ちの難を免れたため、多数の寺宝を所蔵。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

しょうじゅらいこうじ【聖衆来迎寺】

滋賀県大津市下坂本にある天台宗の寺。紫雲山と号し,来迎寺ともいう。寺伝によれば,790年(延暦9)最澄が地蔵を安置して地蔵教院と号し,1001年(長保3)源信が当院で弥陀聖衆の来迎を感見し,みずから来迎のようすをかき,阿弥陀仏を彫って安置したという。源信は来迎図をも印刻したと伝え,いま乱版木と称しているのがそれだという。1470年(文明2)(一説に1589年(天正17))京都岡崎の元応寺を合併し,戒壇を設け,以後授戒の道場となった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

聖衆来迎寺
しょうじゅらいこうじ

滋賀県大津市比叡辻(ひえいつじ)にある天台宗の寺。山号は紫雲山(しうんざん)。本尊は阿弥陀(あみだ)・釈迦(しゃか)・薬師の三尊如来(にょらい)。790年(延暦9)伝教(でんぎょう)大師最澄(さいちょう)が地蔵教院を建立したのに始まると伝える。1001年(長保3)恵心僧都(えしんそうず)源信が入寺し、琵琶(びわ)湖で水想観を凝らし、紫雲の中に阿弥陀仏と聖衆の来迎を感得して再興し、現在の寺名に改めたという。来迎図を印刻、配布し結縁した。1570年(元亀1)坂本の合戦において浅井・朝倉方であったが、織田(おだ)方の森可成(よしなり)(森蘭丸(らんまる)の父)を葬ったため、織田信長の比叡山焼打ちを免れ、多くの寺宝が残っている。天正(てんしょう)年間(1573~92)に京都北白川にあった元応国清寺を合併、円頓戒(えんどんかい)授戒の道場とされ、後宇多(ごうだ)・正親町(おおぎまち)・後陽成(ごようぜい)天皇、法親王などが受戒した。寺宝の絹本着色六道絵(ろくどうえ)15幅は国宝。そのほか、木造日光・月光菩薩(がっこうぼさつ)像、絹本着色阿弥陀二十五菩薩来迎図、『法華経(ほけきょう)』8巻など国重要文化財は多い。表門は旧坂本城の表門を移したもの。客殿(国重要文化財)内部の狩野(かのう)派の襖絵(ふすまえ)は有名。また書院には桃山初期の枯山水(かれさんすい)の庭がある。8月16日には寺宝虫干会(むしぼしえ)を行う。[田村晃祐]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

聖衆来迎寺の関連キーワード滋賀県大津市枝滋賀県大津市小野滋賀県大津市木戸滋賀県大津市坂本本町滋賀県大津市里滋賀県大津市下阪本滋賀県大津市中央滋賀県大津市堂滋賀県大津市比叡辻滋賀県大津市牧

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

聖衆来迎寺の関連情報