


に作り、
(ほう)+隶(たい)。
は髟、長髪のものをいう。
はその獣尾をもつ形。獣尾をとらえることを
(逮)という。隶は手が尾に及ぶ意。字の構造は隷と似ており、隷は呪霊のある獣を用いて、禍殃を他のものに転移する呪儀。これによって禍殃を他に移すことを「隷(つ)く」といい、転移されたものを隷といい、隷属・奴隷の意となる。肆はおそらくこれによって人に死をもたらすもので、〔説文〕九下に「極陳なり」と訓し、隶声とする。極は
、極陳とは殺して肆陳することをいう。〔周礼、秋官、掌戮〕に「
そ人を
す
は、
(こ)れを市に
(たふ)し、之れを肆(さら)すこと三日」とあり、それが字の原義。それより肆陳・放肆の意となり、肆赦の意となる。〔左伝、昭十二年〕「昔、穆王其の心を肆(ほしいまま)にせんと欲す」とは放肆、〔書、舜典〕「
災(せいさい)は肆赦す」は赦免の意である。金文にこの字を〔毛公鼎〕「肆(ゆゑ)に皇天
(いと)ふこと
(な)し」のように接続の語に用い、〔詩、大雅、抑〕「肆に皇天
(つね)とせず」というのと語法同じ。人を肆殺することが字の原義。他は引伸・仮借の義である。
▶・肆夏▶・肆既▶・肆器▶・肆議▶・肆虐▶・肆逆▶・肆凶▶・肆極▶・肆勤▶・肆刑▶・肆献▶・肆口▶・肆好▶・肆行▶・肆志▶・肆侈▶・肆尸▶・肆祀▶・肆赦▶・肆奢▶・肆手▶・肆章▶・肆縦▶・肆情▶・肆心▶・肆人▶・肆
▶・肆然▶・肆咤▶・肆惰▶・肆体▶・肆大▶・肆宅▶・肆断▶・肆直▶・肆廛▶・肆店▶・肆
▶・肆毒▶・肆任▶・肆筆▶・肆吻▶・肆忿▶・肆放▶・肆暴▶・肆目▶・肆野▶・肆宥▶・肆欲▶・肆覧▶・肆詈▶・肆掠▶・肆流▶・肆力▶・肆戻▶・肆列▶
肆・広肆・荒肆・講肆・市肆・志肆・咨肆・自肆・奢肆・酒肆・書肆・舒肆・縦肆・城肆・井肆・正肆・惰肆・泰肆・茶肆・朝肆・陳肆・店肆・騁肆・放肆・卜肆・夜肆・羊肆・欲肆・陵肆・隣肆・列肆出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…市の商店は同種同業のものが集まって,一つの町をつくるのが原則であった。この同業商店の町を,秦・漢時代には肆(し)あるいは列と呼び,隋・唐から宋代にかけては行と呼んだ。行には首長がいて行内商店の取締りに任じたが,彼らは行頭または行首と称せられた。…
※「肆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...
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