英俊 えいしゅん
1518-1596 戦国-織豊時代の僧。
永正(えいしょう)15年生まれ。大和(奈良県)興福寺多聞院(たもんいん)院主。中世から近世の史料として知られる「多聞院日記」の筆者のひとり。天文(てんぶん)3年から没年までの六十余年分をかき,「日記」の主要部分をしめている。文禄(ぶんろく)5年1月死去。79歳。俗姓は十市。号は長実房。
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えい‐しゅん【英俊】
〘名〙
才能などが人々より特にすぐれていること。また、その人。
※禅居集(1315)
日東俊侍者「道流英俊来
二日東
一、唐土無
二禅師
一亦空」 〔史記‐淮陰侯伝〕
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【英俊】えいしゆん
才智すぐれた人。晋・左思〔詠史、八首、二〕詩 世冑(せいちう)は高位を躡(ふ)み
俊は下僚(かれう)に沈む 地勢之れをして然らしむ 由來、一
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