英俊(読み)エイシュン

デジタル大辞泉 「英俊」の意味・読み・例文・類語

えい‐しゅん【英俊】

才知などが人より特にすぐれていること。また、その人。俊英
[類語]俊秀精鋭俊英英才秀才俊才天才才人才子偉才奇才鬼才才女才媛才物異能

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「英俊」の意味・読み・例文・類語

えい‐しゅん【英俊】

  1. 〘 名詞 〙 才能などが人々より特にすぐれていること。また、その人。
    1. [初出の実例]「道流英俊来日東、唐土無禅師亦空」(出典:禅居集(1315)日東俊侍者)
    2. [その他の文献]〔史記‐淮陰侯伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「英俊」の読み・字形・画数・意味

【英俊】えいしゆん

才智すぐれた人。晋・左思詠史、八首、二〕詩 世冑(せいちう)は高位を躡(ふ)み 俊は下僚(かれう)に沈む 地勢之れをして然らしむ 由來、一に非ず

字通「英」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「英俊」の解説

英俊 えいしゅん

1518-1596 戦国-織豊時代の僧。
永正(えいしょう)15年生まれ。大和(奈良県)興福寺多聞院(たもんいん)院主。中世から近世史料として知られる「多聞院日記」の筆者のひとり。天文(てんぶん)3年から没年までの六十余年分をかき,「日記」の主要部分をしめている。文禄(ぶんろく)5年1月死去。79歳。俗姓は十市。号は長実房。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android