コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

行政責任 ぎょうせいせきにん

4件 の用語解説(行政責任の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

行政責任
ぎょうせいせきにん

行政機関もしくはその構成員である公務員が,自己の行為に関して究極的には民衆に対し負う責任をいう。どのような方法で効果的に行政部を統制し,行政責任を確保するかは昔から重大な問題であった。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

知恵蔵2015の解説

行政責任

行政が、広範な裁量行為を伴いながら執行される現代においては、行政は、絶えずその作為、不作為について弁明できる状態で行為しなくてはならない。こうした責任の確保のために、行政は客観的に確立された真理に基づいて実施されねばならない(機能的責任)とされ、また、市民の感情に的確に応えねばならない。しかし、あらゆる領域にわたって、客観的に確立された真理なるものが存在するとは限らず、また、市民の参加についての制度的工夫もバイアスがかかったものとなりがちである。行政の責任の確保が、行政官において自覚的に追究されると同時に、行政の統制のチャンネル多元的に整えられていることが重要となる。

(新藤宗幸 千葉大学法経学部教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ぎょうせいせきにん【行政責任】

ある行政行為の結果が環境(人,物,自然等)に損害や被害を与え,それが一定の法的・社会的準則からみて許されないものと考えられる場合,その行為が問責されること。〈行政の責任領域〉とか〈行政の守備範囲〉というように行政が責任をもって取り組むべき,あるいは解決すべき課題(行政需要)の総量を表す場合もある。 行政責任が成り立つには行政担当者が,その職務上とった行為(作為)あるいはとらなかった行為(不作為)の結果として,ある事態の発生を招来させたことが確認される必要がある(〈因果責任〉)。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ぎょうせいせきにん【行政責任】

行政機関がその国家作用に関して負う責任。作為・不作為にかかわらず、その行為が行政機関として不適当なものであり、他に損害を与えた場合に負うべき責任。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

行政責任の関連キーワード羈束処分裁量行為法規裁量行政裁量居乍ら裁量処分執行行為代理行為行政執行法裁量権

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

行政責任の関連情報