コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

行政責任 ぎょうせいせきにん

4件 の用語解説(行政責任の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

行政責任
ぎょうせいせきにん

行政機関もしくはその構成員である公務員が,自己の行為に関して究極的には民衆に対し負う責任をいう。どのような方法で効果的に行政部を統制し,行政責任を確保するかは昔から重大な問題であった。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

知恵蔵の解説

行政責任

行政が、広範な裁量行為を伴いながら執行される現代においては、行政は、絶えずその作為、不作為について弁明できる状態で行為しなくてはならない。こうした責任の確保のために、行政は客観的に確立された真理に基づいて実施されねばならない(機能的責任)とされ、また、市民の感情に的確に応えねばならない。しかし、あらゆる領域にわたって、客観的に確立された真理なるものが存在するとは限らず、また、市民の参加についての制度的工夫もバイアスがかかったものとなりがちである。行政の責任の確保が、行政官において自覚的に追究されると同時に、行政の統制のチャンネル多元的に整えられていることが重要となる。

(新藤宗幸 千葉大学法経学部教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
知恵蔵について | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ぎょうせいせきにん【行政責任】

ある行政行為の結果が環境(人,物,自然等)に損害や被害を与え,それが一定の法的・社会的準則からみて許されないものと考えられる場合,その行為が問責されること。〈行政の責任領域〉とか〈行政の守備範囲〉というように行政が責任をもって取り組むべき,あるいは解決すべき課題(行政需要)の総量を表す場合もある。 行政責任が成り立つには行政担当者が,その職務上とった行為(作為)あるいはとらなかった行為(不作為)の結果として,ある事態の発生を招来させたことが確認される必要がある(〈因果責任〉)。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

大辞林 第三版の解説

ぎょうせいせきにん【行政責任】

行政機関がその国家作用に関して負う責任。作為・不作為にかかわらず、その行為が行政機関として不適当なものであり、他に損害を与えた場合に負うべき責任。

出典|三省堂
大辞林 第三版について | 情報

今日のキーワード

稀勢の里寛

1986- 平成時代の力士。昭和61年7月3日生まれ。中学卒で鳴戸部屋に入門し,平成14年3月初土俵。16年5月新十両,同年11月には18歳4ヵ月で新入幕をはたす。18年7月新三役小結,21年3月新関...

続きを読む

コトバンク for iPhone

行政責任の関連情報