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言語類型論 げんごるいけいろん

百科事典マイペディアの解説

言語類型論【げんごるいけいろん】

様々な側面においてみられる言語の多様性をいくつかの類型(タイプ)にまとめ,さらに諸言語を系統とは関係なくそれらに分類する研究。形態論的手法では孤立語膠着語屈折語抱合語への分類法,統辞面では主語,目的語,述語の相対的語順による分類法,音韻論では母音体系のタイプ,あるいは弁別的特徴による分類法などが知られる。
→関連項目フンボルト

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世界大百科事典 第2版の解説

げんごるいけいろん【言語類型論】

言語分類の方法の一つ。何千といわれる世界中の言語を分類するおもな方法には,(1)系統的,(2)地理的,(3)類型論的分類,の3種類がある。(1)は同一の源となる言語(祖語)から分岐したか否かを基準とするいわゆる言語系統論の分類で,それによりインド・ヨーロッパ語族,セム語族などといった語族分けが行われる。(2)は言語の地理的分布に基づく分類で,系統とは無関係に特定の地域に行われる言語を一グループとしてまとめるものであり,バルカン言語圏などもこの分類に属する。

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