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資源管理型漁業 しげんかんりがたぎょぎょう

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

資源管理型漁業
しげんかんりがたぎょぎょう

従来の資源略奪型漁業に対する語。海の生態学的条件を十分考慮して,水産資源の維持,増大を図るなど合理的資源管理を行ないながら,経済的利益を最大限かつ安定的に得るための漁業をいう。 200カイリ規制や魚価の低迷など厳しい漁業環境下にある日本の漁業の在り方を理念的に示したもので,特に競合,乱獲による資源破壊が懸念される沿岸漁業においての確立が重要といわれている。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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知恵蔵2015の解説

資源管理型漁業

過度な競争や乱獲を防ぎ、資源の維持・増大を図りつつ、最大の経済的利益を実現する漁業のこと。また、計画的、集団的、自主的な漁業の管理によって、これを実現しようとする運動理念・政策理念を意味する場合もある。1983年の第1回全国漁協大会において提唱されて以降、漁協系統運動や水産行政において200カイリ時代の漁業のあり方として、資源管理型漁業の推進と定着が図られてきた。沿岸漁業を中心に、公的規制によらず漁業者の合意によって、禁漁期・禁漁区の設定、漁具・漁法の制限、収益のプール計算や共同操業の導入など、資源や漁場の利用方式を、個別競争的なものから集団的かつ計画的なものへと転換している事例が各地で報告されている。

(榎彰徳 近畿大学農学部准教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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百科事典マイペディアの解説

資源管理型漁業【しげんかんりがたぎょぎょう】

資源の維持・増大を図りつつ資源から最大の経済的利益を得ようとする漁業。1970年代以降,各国の200カイリ水域設定による漁場の縮小や経費の増大,価格の低迷を背景に,資源管理型漁業の重要性が認識されるようになった。
→関連項目魚礁マリノフォーラム21マリノベーション構想

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農林水産関係用語集の解説

資源管理型漁業

漁業活動を通して水産資源の特性や実態を熟知している漁業者が相互に話し合い、資源に対する過度の漁獲圧力を低減させ、地域の漁業や資源の状況に応じた禁漁期、禁漁区の設定、漁具、漁法の制限等自主的な管理を実施して、資源の再生産と有効利用を適切に図りつつ漁業経営の安定化を目指す漁業のあり方。

出典|農林水産省
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