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邪馬台国論争 やまたいこくろんそう

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世界大百科事典 第2版の解説

やまたいこくろんそう【邪馬台国論争】

2~3世紀の日本列島の中にあった邪馬台国をめぐる学問的議論。この論争の中心は,邪馬台国がどこにあったのかという問題である。邪馬台国の国名,距離,国家の性格,女王卑弥呼の人物像などの論争もあり,日本古代史の研究の中にあっては,最大かつ多彩な論争として注目されており,学者のみならず古代史に興味をもつ一般の人々による議論の参加があって特異な論争ともなっている。古くには,《日本書紀神功皇后摂政39年条などが《魏志》を引用して〈倭の女王〉のことにふれているように,邪馬台国を畿内大和とし,卑弥呼は神功皇后であると暗に考えられていたが,邪馬台国は,大和ではないとする考え方がみられるようになるのは,近世に入ってからであった。

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