出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
日本版金融ビッグバンを推進するため1998年(平成10)6月に成立した一連の法律。銀行法、証券取引法(現、金融商品取引法)、保険業法など22の法律を一括して改正した。これにより、銀行は1998年12月から自分自身で投資信託の窓口販売ができるようになり、自動車、火災などの損害保険は1998年7月から保険料率が自由化されたほか、株式委託手数料も1999年10月には完全に自由化された。また、証券会社や保険会社が経営破綻(はたん)した場合に投資家や契約者を保護する仕組みを整えることもうたわれ、そのための基金が業態ごとに設立されることになった。1998年4月の外為法改正施行で助走が始まった日本版金融ビッグバンは、金融システム改革法の成立で離陸期に入ったといえる。
[矢野 武]
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