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銅アンモニアレーヨン ドウアンモニアレーヨン

5件 の用語解説(銅アンモニアレーヨンの意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

どうアンモニア‐レーヨン【銅アンモニアレーヨン】

綿リンターあるいはパルプアンモニア硫酸銅溶液、次いで水酸化ナトリウムで処理して溶かし、この溶液を紡糸口から流水中に押し出して繊維にした再生セルロース。絹に似た光沢があり、主に衣料用。キュプラ

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百科事典マイペディアの解説

銅アンモニアレーヨン【どうアンモニアレーヨン】

再生セルロース繊維の一種。キュプラ,ベンベルグレーヨンとも。精製したコットンリンター(原綿を採ったあとの実綿に残る短い繊維)または木材パルプを酸化銅のアンモニア溶液に溶解させ,流水中に紡糸して得られる。
→関連項目化学繊維再生繊維人絹ベンベルグレーヨン

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世界大百科事典 第2版の解説

どうアンモニアレーヨン【銅アンモニアレーヨン cuprammonium rayon】

再生セルロース繊維の一種。1857年スイスシュワイツァーE.Schweizerは,セルロースが酸化銅を含むアンモニア水に溶解することを発見した。初めはこの溶液を使って織物に防水性を与える試みなどがされた。91年にドイツのフレメリーFremeryとアーバンUrbanは,最初の銅アンモニアレーヨンを紡糸したが,ティーレE.Thieleが1901年に,ストレッチ紡糸法を発明して初めて実用になる糸が作れるようになった。

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大辞林 第三版の解説

どうアンモニアレーヨン【銅アンモニアレーヨン】

再生繊維の一。銅アンモニア溶液に溶かしたセルロースを細孔から水中に押し出して糸状に再生したもの。絹に似た光沢・手触りがあり、主に洋服裏地に用いる。キュプラ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

銅アンモニアレーヨン
どうあんもにあれーよん

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世界大百科事典内の銅アンモニアレーヨンの言及

【人絹】より

…絹糸に似た繊維を作るのは化学者の夢であって,1882年に硝化法人絹が発明され,92年にビスコース人絹(ビスコースレーヨン)が作られ1904年に工業生産に移され,今日でも世界各国で大量に作られている。銅アンモニア人絹cuprammonium rayonはキュプラcupraまたはベンベルグ(商品名)と呼ばれ,製法の発明はビスコース法より早く1890年であり,97年に初めて工業化された。ベンベルグは天然絹糸に似た外観と手ざわりをもつ高級人絹であるが,生産費が高いため,生産量はビスコースレーヨンよりはるかに少ない。…

【化学繊維】より

…日本には1905年レーヨン糸が初めて商品として輸入された。銅アンモニアレーヨン(キュプラ)はセルロースが酸化銅を含むアンモニア水溶液に溶けるという1857年のシュワイツァーE.Schweizerの発見に基づき,ドイツで91年にフレメリーM.FremeryとウルバンJ.Urbanが最初に紡糸した。しかし,初めて有用な人絹が作られるようになったのは,1918年にティーレE.Thieleが発明した延伸紡糸法によってである。…

※「銅アンモニアレーヨン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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