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阿仁川 あにがわ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

阿仁川
あにがわ

秋田県北部を流れる米代川の一支流。全長 60km。太平山地の大仏岳に源を発し,小又川,小阿仁川などが流入。上流を大阿仁川ともいう。河岸に段丘が発達し,川に沿って阿仁街道 (国道 105号線) ,秋田内陸縦貫鉄道が通る。かつては流域に阿仁鉱山があり,江戸時代には鉱石,銅を川舟で,米代川中流の荷上場 (二ッ井町) まで運搬した。

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デジタル大辞泉の解説

あに‐がわ〔‐がは〕【阿仁川】

秋田県中央北部を流れ、日本海に注ぐ米代(よねしろ)川の支流の一。森吉山に源を発し、鷹巣盆地西部で米代川に合流する。長さ64.2キロ。かつて中流域に金・銀・銅などを産出した鉱山があった。

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世界大百科事典 第2版の解説

あにがわ【阿仁川】

秋田県北部,北秋田郡南部を北流する米代川最大の支流で,もと大阿仁川とよばれた。幹川流路延長70.6km,全流域面積1081.8km2。上流は打当(うつとう)川,比立内(ひたちない)川などを合わせて阿仁川となり,中流で小又(こまた)川を,下流で小阿仁川を合わせ,鷹巣盆地西端で米代川に流入する。流域の表層地質は,上流部は新第三紀層に花コウ岩など火成岩類が入りまじるが,中流部以下は新第三紀層に一部洪積層で,下流谷底に狭長な沖積平野を展開する。

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世界大百科事典内の阿仁川の言及

【鷹巣盆地】より

…古鷹巣湖盆を中心とした断層盆地で,面積約70km2。盆地北部を米代川が西流し,麻生(あそう)付近で盆地西部を北西流する阿仁川を合流,両川ともそれぞれやや広い沖積平野を形成する。盆地中央部は阿仁川の河岸段丘大野台で,標高30~100mの5段の段丘地形がみられる。…

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