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電磁流体力学 でんじりゅうたいりきがくmagnetohydrodynamics

6件 の用語解説(電磁流体力学の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

電磁流体力学
でんじりゅうたいりきがく
magnetohydrodynamics

磁気流体力学または流体磁気学ともいう。電気伝導性の流体が電場や磁場の中で行う運動を研究する流体力学の分野。伝導性流体には水銀や融解ナトリウムなどの液状金属や電離気体 (プラズマ) がある。

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デジタル大辞泉の解説

でんじりゅうたい‐りきがく〔デンジリウタイ‐〕【電磁流体力学】

水銀プラズマなど電気伝導性をもつ流体が磁界内で行う運動を研究する物理学の一分野。電磁気学流体力学とを基礎とし、プラズマの研究、また太陽黒点の解釈などに応用される。磁気流体力学MHD(magnetohydrodynamics)。

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百科事典マイペディアの解説

電磁流体力学【でんじりゅうたいりきがく】

magneto-hydrodynamics(MHDと略)の訳。電気伝導性のある流体(溶融金属,電離気体つまりプラズマ等)が磁場内で行う運動を研究する学問。流体が磁場内を動くと電磁誘導により内部に電流が流れ,それが新しく磁場を発生する一方,その電流に磁場が作用して流体に力が働き運動状態を変える。

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世界大百科事典 第2版の解説

でんじりゅうたいりきがく【電磁流体力学】

電磁場が流体の運動に及ぼす影響を議論する学問。日本では,電気伝導性の流体に対する磁場の影響を論ずる磁気流体力学magnetohydrodynamics(略称MHD)を指すことが多い。一般に水銀や溶融金属,あるいは電離気体(プラズマ)が磁場の中を運動すると起電力が発生し,そのために電流が流れて(誘導)磁場を生じ,その結果磁場を変えるとともに電流に磁場が及ぼす力のために運動が影響される。 電磁流体力学の萌芽は,鉛直磁場の下で鉛直な電線からの放射電磁場があるとまわりの水銀が回転するという電磁回転や,1937年J.ハルトマンによる垂直な磁場のかかった溝の中の流れ(ハルトマンの流れ)の研究に見られる

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大辞林 第三版の解説

でんじりゅうたいりきがく【電磁流体力学】

帯電した流体や電気伝導性をもつ流体が電磁場の作用のもとで行う運動を研究する物理学の一分野。水銀などの液状金属やプラズマなどが対象となる。磁気流体力学。 MHD 。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

電磁流体力学
でんじりゅうたいりきがく

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の電磁流体力学の言及

【プラズマ】より

…このような理想的な100%電離気体をとくにプラズマと呼ぶことも多く,その物性,とくに電磁界との相互作用を研究する物理学の新しい分野としてプラズマ物理学が生まれ,最近とくに急速に発展しつつある。プラズマ物理学の中でも,とくにそれを電気的なふるまいを示す流体としての特徴を重視して研究する分野を電磁流体力学(MHDとも略称される)と呼んでいる。
【プラズマ研究の歴史】
 プラズマ研究の歴史を顧みると,前述のラングミュア以来主として放電物理という立場から弱電離プラズマの基本的性質が調べられた。…

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