コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

霊友会 れいゆうかい

6件 の用語解説(霊友会の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

霊友会
れいゆうかい

法華系の新宗教。 1923年宮内省出入りの建築士,久保角太郎が同じ法華信者で,シャーマン的性格をもった若月チセ,職人戸次貞雄とともにつくった霊友会をもとに,24年久保が実兄の小谷安吉,その妻喜美と発足させたのに始る。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

れいゆう‐かい〔レイイウクワイ〕【霊友会】

日蓮宗系教団の一。大正8年(1919)久保角太郎を中心に発足、同14年小谷喜美と日本霊友会を設立、昭和24年(1949)宗教法人となった。孝道教団立正佼成会などが独立。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

霊友会【れいゆうかい】

日蓮宗系の新宗教教団。1923年法華経信者の久保角太郎(かくたろう)と行者小谷喜美(きみ)が中心となって発会。1926年再発足し,久保が教理と教団の組織に当たり,小谷は神がかりして〈おかげ〉を与えた。
→関連項目孝道教団日蓮宗

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

れいゆうかい【霊友会】

久保角太郎(1892‐1944)と小谷喜美が中心となって創立した在家主義仏教団。久保は,法華行者西田俊蔵の説く万霊供養の教えにひかれ,1919年霊の友会を創設,六親眷属たる家の先祖供養として説いて布教し,25年兄小谷安吉,その妻喜美と大日本霊友会を設立,喜美が会長に就任した。教義は法華信仰と先祖供養を結合したもので,夫と妻両家代々の先祖に総戒名をあたえ,本部と信者の家にまつり供養した。信者は祖先万霊をまつり,先祖と家内一同の懺悔滅罪によって悪い因縁を切り,霊の加護で家族と国家の幸福と安康が得られるとした。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

れいゆうかい【霊友会】

日蓮宗系の仏教教団の一。1919年(大正8)久保角太郎(1892~1944)を中心に霊の友会として発足、25年大日本霊友会を設立。三界の万霊・祖霊をまつり、懺悔ざんげの生活をすることによって幸福が得られる、と説く。幾度か教団分裂を重ね、孝道教団・立正佼成会・妙智会を派生。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

霊友会
れいゆうかい

昭和初期、久保角太郎(かくたろう)と義姉小谷喜美(こたにきみ)とが在家仏教主義を唱えて開いた法華(ほっけ)系新宗教。教義は先祖供養と法華信仰との結合にあるが、信仰の基軸は祖霊崇拝で、『法華経(ほけきょう)』はそれを権威づけ、霊界の存在を保証する位置づけにある。夫婦双方の先祖代々を無限にさかのぼれば血統が無限に交錯して万霊を供養することになるとして「総戒名(そうかいみょう)」と、判明する限りの有縁(うえん)の戒名を記した「霊鑑(れいかん)」とを仏壇に祀(まつ)って唱題読経する。「法座」とよぶ小集団サークル形式の身の上相談、信仰指導を通して、先祖供養こそが悪い因縁(いんねん)を断ち切って解脱(げだつ)に至る道と説いて教勢が広がった。しかし、会長小谷の行者(ぎょうじゃ)的性格が強かっただけに、1935年(昭和10)ごろから分裂の機運が生じ、数年間に孝道(こうどう)教団(岡野正道(しょうどう))、立正佼成(りっしょうこうせい)会(庭野日敬(にわのにっきょう)、長沼妙佼(ながぬまみょうこう))など4教団が独立した。久保病死のあと小谷の捨身(しゃしん)の「お導き」で第二次世界大戦後は教勢を伸ばした反面、1949年(昭和24)の脱税、金塊隠匿、麻薬事件を契機に妙智会(みょうちかい)、仏所護念会(ぶっしょごねんかい)、法師会などが独立し、1953年の赤い羽根共同募金の横領事件などで、計11教団が分派独立した。小谷は事件の含みもあって東京虎ノ門(とらのもん)に久保講堂を建てて社会事業会館に寄付する一方、釈迦(しゃか)殿、伊豆(いず)の弥勒(みろく)山などを建立して教団組織化の基盤を築いた。1971年、第2代会長に久保継成(つぐなり)(1936― )が就任、和製英語の「いんなあとりっぷ」Inner Trip(人間の心に帰ろう)を標語に青少年を対象とする布教を展開した。また、社会活動にも力を注ぎ、福祉活動としては霊友会福祉センター、日本精神科学研究所をつくり、学校法人明法学院中・高等学校、麻布台(あざぶだい)学校教育研究所、財団法人インナートリップ国際交流協会、インナートリップ青少年センターなどを通して教育活動を行い、1996年(平成8)には国際仏教学大学院大学を創設した。本部は東京都港区麻布台。2013年(平成25)、末吉将祠(すえよしまさはる)(1949― )が第5代会長に就任した。教会数5、布教所数80、その他2785、教師数2785、信者数136万9050(『宗教年鑑』平成26年版)。[藤井正雄]
『久保継成編『小谷喜美抄・天の音楽』(1972・佛乃世界社) ▽久保継成著『在家主義仏教のすすめ――迷妄の現代を生きるために』(1975・いんなあとりっぷ社) ▽水野泰治著『霊友会』(1985・講談社) ▽霊友会史編纂委員会編『霊友会資料1―5』(1988・霊友会) ▽久保克児著『生かしあっていのち――私のインナートリップ』(1990・いんなあとりっぷ社) ▽霊友会史編纂委員会編『霊友会史』上(1992・霊友会) ▽霊友会史編纂委員会編『霊友会史』下(1996・霊友会)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の霊友会の言及

【小谷喜美】より

…宗教法人霊友会初代会長。神奈川県三浦に生まれ,1925年に霊友会の教祖となる久保角太郎の実兄小谷安吉と結婚。…

【妙智会】より

…開祖は宮本ミツ(1900‐84)。宮本は久保角太郎,小谷喜美の主宰していた霊友会に属していたが,1950年脱会して妙智会を創立した。《法華経》《無量義経》《観普賢経》の法華三部経をよりどころとし,母体であった霊友会の教義や儀式を継承する。…

【立正佼成会】より

…1938年庭野日敬(につきよう)を中心に創立。庭野はそれまで大日本霊友会の会員であったから,その先祖の成仏と人格の完成を願う信仰を受けつぎながら,《法華経》への帰依を鮮明にすることを主張して出発した。創立時の名は大日本立正交成会で,庭野は若かったために会長に村山日襄を推したが,実際の活動は庭野と長沼妙佼(1889‐1957)が支えた。…

※「霊友会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

霊友会の関連キーワード角太夫節霊友会(れいゆうかい)小谷久保小谷喜美長野県北安曇郡小谷村北小谷久保角太郎久保継成椿角太郎妙智会

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

霊友会の関連情報