( 1 )語源は柳田国男の唱えた「ブランとさがってゐるからである」〔ブランコの話〕というのが妥当か。
( 2 )「ブランコ」の語形はおもに明治以降と思われる。
…ちなみに,子推は寒食の由来となった介子推を指す。清明節の遊戯としては,墓参後にも行われた踏青の楽しい遊び以外に,鞦韆(しゆうせん)(ぶらんこ)遊びや打毬(だきゆう)(ポロ),蹴鞠(しゆうきく)(けまり),闘鶏などがある。鞦韆は唐・宋時代や遼代,婦人や子どもたちの楽しい活発な遊びとなり,唐の玄宗は半仙の戯と呼んだ。…
…ぶらんこは新大陸にも知られており,旧大陸との伝播関係はまだ不明ながら,中米のトトナコ文化からは2人の女児が乗ったぶらんこ遺物が出土している。【寒川 恒夫】
[日本]
《和名抄》には〈鞦韆,和名由佐波利(ゆさはり)〉とあり,また〈ぶらここ〉ともいった。嵯峨天皇に鞦韆(しゆうせん)の詩があり宮中でも行われていた。…
…ぶらんこは新大陸にも知られており,旧大陸との伝播関係はまだ不明ながら,中米のトトナコ文化からは2人の女児が乗ったぶらんこ遺物が出土している。【寒川 恒夫】
[日本]
《和名抄》には〈鞦韆,和名由佐波利(ゆさはり)〉とあり,また〈ぶらここ〉ともいった。嵯峨天皇に鞦韆(しゆうせん)の詩があり宮中でも行われていた。…
※「鞦韆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...