須崎[市](読み)すさき

百科事典マイペディア 「須崎[市]」の意味・わかりやすい解説

須崎[市]【すさき】

高知県中部,土佐湾に面する市。1954年市制。須崎湾に臨む県第1の良港を中心に市街が発達,土讃線,高知自動車道が通じる。港はかつてカツオ漁で知られたが,近年は高知市の外港として木材石灰石セメントなどを積み出し,セメント,電気機械,木材加工が盛ん。米作のほかハウス園芸が行われる。海岸リアス海岸で,東部には東西11kmの細長い浦ノ内湾があり,湾内でハマチ,タイの養殖が行われる。135.44km2。2万4698人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android