願泉寺(読み)がんせんじ

世界大百科事典 第2版の解説

がんせんじ【願泉寺】

大阪市浪速区にある浄土真宗本願寺派の寺。山号は日下山。もと天台宗で無量寿院と称した。創建は,603年(推古11)聖徳太子が四天王寺建立のとき,小野妹子の八男多佳麿が今の鼬(いたち)川を開削して材木を運んだが,のち剃髪して永証と号し,推古天皇より無量寿院の号を賜ったと伝える。27世乗教が真宗に改め,1507年(永正4)乗空が再興し,願泉寺と号した。境内に相阿弥の築造と伝える庭園がある。【伊藤 唯真】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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