デジタル大辞泉
「クロール」の意味・読み・例文・類語
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クロール
〘名〙 (crawl) 泳法の
一つ。うつぶせにからだをほとんど水に沈め、ばた足を使いながら両腕を交互に肩の
前方で水に入れて
後方へかき抜いて進む。もっとも速い泳ぎ方で、
自由形競泳や
遠泳などで用いる。
※波(1928)〈
山本有三〉父「クロール泳ぎに対抗するには、彼の泳ぎ方は、余りにも旧式だった」
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クロール
crawl stroke
身体を水面に伏せ,両腕交互のストロークと両脚のビートで進む,現在最も速いとされる泳法。原型は南太平洋諸島の先住民の泳ぎといわれ,オーストラリアのシド・キャビルとチャールズ・キャビルの兄弟によって 1902年ヨーロッパに,1903年アメリカ合衆国に紹介され普及した。現在の自由形競泳では,この泳法以外は使われていない。泳ぎ方には左右の腕のストロークごとに脚を4ビートするもの,6ビートするもの,不定数ビートのものなどがあるが,一長一短で,決定的なスタイルはない。
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世界大百科事典(旧版)内のクロールの言及
【水泳】より
…なお,オリンピックとは別に国際水泳連盟主催の世界選手権大会が73年以降開かれている。競泳の泳法としては,クロール,背泳,平泳,バタフライの4種がある。
[クロールcrawl stroke]
水面に伏せて浮き,バタ足(キック)しながら左右の手を交互にかいて泳ぐ。…
※「クロール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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