デジタル大辞泉
「喜」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
よろこぼし【喜】
※続日本紀‐神護景雲三年(769)一一月二八日・宣命「
伊予国より白き祥
(しるし)の鹿を
献奉(たてまつ)りてあれば、うれし与呂許保
志止奈毛(ヨロコボシとなも)見る」
※新
拾遺(1364)雑下・一八八二「人を渡さん 構へをも たくみ出で
けん ひだたくみ よろこほしくは おもへども〈
花山院〉」
よろこぼ・う よろこぼふ【喜】
〘自ハ四〙 (動詞「よろこぶ(喜)」に、
反復・
継続を表わす
接尾語「ふ」の付いて音の変化したもの) しきりによろこぶ。
※
伊勢物語(10C前)
一四「
栗原のあれはの松の人ならば都のつとにいざといはましを、といへりければ、よろこぼひて、思ひけらしとぞいひ居りける」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報