
(し)に近く、
には黒の意がある。〔釈名、釈采帛〕に「泥の
き
を滓と曰ふ」とあり、〔説文〕緇字条十三上に、黒色の帛(きれ)をいうとする。滓・
・緇は、声義の通ずる字である。
・
(滋)tzi
は同声。みな黒の意がある。緇tzhi
も声近く、同系の語であろう。出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…溶融金属製錬における原料中の不純物成分と,目的金属等からのその不純物成分の分離を助けるために加えたフラックス(媒溶剤成分)とからなる液相の総称。のろ,滓(さい)とも呼ばれる。また非鉄製錬の場合は鍰(からみ),とくに粗金属等を製造する過程で発生するものは鉱滓(こうさい)という。…
※「滓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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