デジタル大辞泉 「翔」の意味・読み・例文・類語 かけり【×翔】 1 能の働き事の一。修羅物で戦闘の苦患くげん、狂女物で狂乱のさまなど興奮状態を表す。また、その囃子はやし。大鼓・小鼓に笛をあしらう。2 歌舞伎下座音楽の一。1が転じたもの。大鼓・小鼓に能管を吹き合わす。物狂いの登場、時代物の武将の急な出入り、合戦の立ち回り、だんまりなどに使用。かけいり。3 連歌・俳諧で、趣向や表現に鋭い働きが感じられること。「句の―、事あたらしさ、まことに秀逸の句なり」〈去来抄・先師評〉 しょう【翔】[漢字項目] [人名用漢字] [音]ショウ(シャウ)(漢) [訓]かける とぶ羽を広げて飛ぶ。空高く飛ぶ。「滑翔・飛翔」[名のり]さね 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例