「新訳華厳経音義私記」には「蚊蚋虻蠅〈略〉上二字加安(カア)、下二字阿牟」、「金光明最勝王経音義」にも「加阿」とあり、カーと長く引いて発音したと考えられる。



に作り、民(みん)声。
はその一体の字で
(文)(ぶん)声。ともにその羽音を写した擬声語である。国語の「か」「かあ」も擬声語。〔説文〕十三下に「人を齧(か)む飛蟲なり」という。〔漢書、中山靖王伝〕に「聚
、雷を
す」とあり、宋の陸游の詩に「
雷」という語がある。
に作る。
字鏡〕
口夫止(くちぶと)/
蚋に似て稍
(やや)大なり。久知夫止我(くちぶとか) 〔和名抄〕
賀(か)/
火 加夜利火(かやりび) 〔名義抄〕
カ・クチフト/
クチフト
▶・蚊帳▶・蚊
▶・蚊虻▶・蚊蠅▶・蚊翼▶・蚊雷▶・蚊力▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
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