ダイダロス Daidalos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- クレタの迷宮の設計者として名高いギリシア神話の天才的工人。アテネの王家に属していたが,弟子にした甥のタロスが,のこぎりを発明するなど,彼を…
アカデメイア[プラトン] Akadēmeia of Plato
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前 387年プラトンがアテネの西郊外に開設した学校。アカデメイアは英雄アカデモス神にちなんで名づけられた。プラトンの講義のもとにスペウシッポス…
キタイロン きたいろん Kithairōn
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- (1)ギリシアの地名。アッティカとボイオティアの両地方間に横たわる山岳地で、アテネの北方、テバイ(テーベ)の南にあたる。この地は神話伝説上のさ…
新プラトン主義 しんプラトンしゅぎ Neoplatonism
- 旺文社世界史事典 三訂版
- プロティノスによって確立された古代哲学最後の学派。「ネオプラトニズム」3世紀にアレクサンドリアで始まり,プラトンを始祖としながらも,ギリシア…
ギリシャの採火式
- 共同通信ニュース用語解説
- 五輪の聖火リレー前の伝統的な儀式。ギリシャ・オリンピック委員会が主催し、古代五輪発祥の地であるギリシャ西部オリンピアのヘラ神殿跡で行われる…
アッティカ
- 百科事典マイペディア
- ギリシア中部の南東に突出した半島部をさす地域名。古代アテナイ(アテネ)の領域。可耕地は少ないが,アテナイ富強の一因となったラウリオン銀山,…
ボロス Vólos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシア,バルカン半島部中部,セサリア (古代名テッサリア) 地方東部の都市。アテネの北北西約 170km,エーゲ海のパガシティコス湾の湾奥に位置す…
テルモピュライ峠 テルモピュライとうげ Thermopylai
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 現代ギリシア語読みではセルモピレ Thermopílai,ラテン語ではテルモピラエ Thermopylae。ギリシアの古戦場として知られる地域。アテネの北西約 140k…
修辞学校 しゅうじがっこう school of rhetoric
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前4世紀頃から5世紀頃にかけてギリシア,ローマに一般的であった修辞学を教えた学校の総称。アテネのイソクラテスが前 392年頃設立したのが最初とさ…
エルギン(7th Earl of Elgin and 11th Earl of Kincardine, Thomas Bruce Elgin) えるぎん 7th Earl of Elgin and 11th Earl of Kincardine, Thomas Bruce Elgin (1766―1841)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イギリスの外交官、古美術収集家。J・エルギンの父。1799~1803年トルコ大使を務め、その間、学者、技術者による調査団を組織してアテネのパルテノン…
ラファエロ
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Raffaello Santi (Sanzio) ━サンティ(サンツィオ) ) イタリアの画家、建築家。ルネサンスの巨匠の一人。父ジョバンニ=サンティやペルジーノに学…
グレンウェー ウェスコット Glenway Wescott
- 20世紀西洋人名事典
- 1901 - 米国の小説家,詩人。 ウィスコンシン州キワスカム生まれ。 繊細で技巧的な文章、また出身地の農村生活に題材を取った作家として知られ、大…
チュニジアの民主化
- 共同通信ニュース用語解説
- 2010年12月、独裁に抗議する青年が焼身自殺を図りデモが拡大。11年1月にベンアリ長期政権が崩壊、エジプトやリビアなど中東各国に波及した民主化運…
アテナイ あてない Athenai
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシアのポリス(都市国家)および現代ギリシアの首都(Athínai)。ラテン語綴(つづ)りではAthenae。日本の慣用ではアテネ。[編集部][参照項…
民会 みんかい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 市民など共同体の構成員が参加する総会。ここでは古典古代社会とヨーロッパの古ゲルマン社会のものについて述べる。[馬場恵二]古代古代ギリシアで…
ツァツォス Tsatsos, Konstantinos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1899.7.1. アテネ[没]1987.10.8. アテネギリシアの政治家。アテネ,ハイデルベルク両大学で法律を学んだ。 1921年アテネで弁護士開業。 32年アテ…
バンクロフト ばんくろふと George Bancroft (1800―1891)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アメリカの歴史家、外交官。1817年ハーバード大学を卒業後、ドイツのゲッティンゲン大学で博士号を取得。ライフワーク『合衆国史』(10巻、1834~74…
チサフェルネス Tissaphernēs
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]前395アケメネス朝ペルシアのサトラップ (州総督) 。ペルシア名チスラファルナ。イオニアのギリシア諸都市をアテネの手から取戻す戦いで主…
エリコン山 エリコンさん Óros Elikón
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- エリコナス Elikónasともいう。古代ギリシア語読みではヘリコン Helikōn。ギリシア,バルカン半島南東部にある山地。北西のパルナソス山から続く山地…
ヴァルハラしんでん【ヴァルハラ神殿】
- 世界の観光地名がわかる事典
- ドイツ南部のバイエルン州東部、オーバープファルツの中心都市レーゲンスブルク(Regensburg)郊外、ドナウ川沿いの丘の上に建つ「ドイツの栄光の神…
アカデメイア あかでめいあ Akadēmeia ギリシア語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- プラトンが紀元前385年ごろに開いた学園。アテネの北西郊外、半神アカデモスAkadēmosの神域にあったので、この名がある。プラトンはここで弟子たちと…
クレイステネス Kleisthenēs
- 改訂新版 世界大百科事典
- 前6世紀のアテナイの政治家。アルクメオニダイのメガクレスとシキュオンの僭主クレイステネスの娘アガリステとの子で,ペイシストラトスの僭主政と戦…
クリア・グリット Clear Grits
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1848年頃,カナダ西部 (現オンタリオ州) で形成された急進的な政党。 R.ボールドウィンの率いる改革派の政策を批判して一派を形成し,アメリカ式の民…
democràtico
- 伊和中辞典 2版
- [形][複(男) -ci] 1 民主主義の, 民主的な, 民主制の governo ~|民主政治 regime ~|民主制. 2 ⸨広義⸩庶民的な, 大衆的な;親しみやすい. [名](…
アテネ‐フランセ
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Athénée Français ) 東京都千代田区神田駿河台にある外国語専門学校。大正二年(一九一三)、東京帝国大学文学部講師ジョゼフ=コット(一八七五‐一…
ピストリウス被告
- 共同通信ニュース用語解説
- オスカー・ピストリウス被告 五輪史上初の両脚義足の陸上選手として2012年のロンドン五輪に南アフリカから出場し、「ブレード・ランナー」の異名を…
アテナのせいいき【アテナの聖域】
- 世界の観光地名がわかる事典
- ギリシアの首都アテネの北西約178km、かつてパルナッソス山にあった古代ギリシアの都市国家(ポリス)の神殿遺跡(デルフィ遺跡)の中にある、アテナ…
ヒギヌス Hyginus
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?. ギリシア?[没]140頃. ローマギリシア出身とされる第9代教皇(在位 136頃~140頃)。聖人。ローマへ移る前は,おそらくアテネの哲学者であった…
コレー korē
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 「少女」を意味するギリシア語。美術史ではギリシア・アルカイック期の少女立像をさす。前 650~480年頃に数多くのコレーが制作された。同じアルカイ…
アイスキネス(哲学者) あいすきねす Aischinēs
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生没年不詳。紀元前5~前4世紀ごろのギリシアの哲学者。アテネの人。ソクラテスの徒で、「ソクラテス対話篇(へん)」を書いた。『ミルティアデス』『…
衆愚政治【しゅうぐせいじ】
- 百科事典マイペディア
- 浮動的な大衆が政治に参加して無方向・無政策的な決定を行う政治。アリストテレスは民主政治の堕落形態としてとらえ,ポリュビオスも〈政体循環論〉…
同盟市戦争 どうめいしせんそう Social War
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- (1) 前 357~355年にアテネの覇権とその将軍や傭兵の誅求とに対する不満がもとで起った戦争。ビザンチオンやアケメネス朝ペルシアのカリアの州総督 (…
ポリス
- 百科事典マイペディア
- 古代ギリシアの都市国家。polisは本来外敵が侵入した際に避難し防御するための丘(アクロポリス)を意味した。前8世紀ころ集住(シュノイキスモス)…
ミモス mīmos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ギリシア・ローマで市場や私邸で演じられた口上,軽業,声色,物まね,寸劇などの雑多な芸の総称。ラテン語ではミムス mimusという。特にドーリ…
ポーチ porch
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 建築用語。ポルチコとも呼ばれる。建物の入口を飾り,雨をさえぎる屋根つきで両側面の開いた建築物。古代エジプトの壁画にみられるが,ギリシア期に…
ペイシストラトス ぺいしすとらとす Peisistratos (前600ころ―前527)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシアのアテネの僭主(せんしゅ)。伝説上のピロスの王家であるネレウス家の出と称し、母方でソロンと血縁があった。紀元前565年ごろのメガラと…
コレー korē
- 改訂新版 世界大百科事典
- ギリシア語で〈少女〉〈娘〉の意。複数形はコライkorai。ギリシア美術史では,とくにアルカイク期(前650-前500)につくられた一連の女性着衣像をい…
シフノス島 シフノスとう Nísos Sífnos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシア,エーゲ海南部,キクラデス諸島南西部の島。石灰岩質の丘陵から成る島で,最高点は 694m。中心集落アポロニア。古代にアテネのイオニア人が…
ハドリアヌス‐の‐もん【ハドリアヌスの門】
- デジタル大辞泉
- 《Pili tou Adrianou/Πύλη του Αδριανού》ギリシャの首都アテネの中心部にある古代ローマ時代の門。アマリアス大通りの南端に位置する。2世紀にロー…
я́блочник
- プログレッシブ ロシア語辞典(露和編)
- [男2]((俗))〚政〛ロシア統一民主政党ヤブロコの党員
みんしゅ‐てき【民主的】
- デジタル大辞泉
- [形動]民主主義、または民主政治の趣旨にかなっているさま。「民主的な選出方法」[類語]デモクラシー・民主主義・デモクラティック
me・te・co, ca, [me.té.ko, -.ka]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [形] 〖史〗 (古代ギリシアにおける)アテネ在住外国人の.━[男] [女]1 〘格式〙 よそ者,異邦人.2 〖史〗 アテネ在住の外国人.
ヘレノタミアイ hellēnotamiai
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ギリシアのデロス同盟財務官のこと。同盟各市からの貢納金を受納,管理する役人で,10人で構成されていたが,それらはすべてアテネ人によって占…
Athéna
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(仏和の部)
- 〚ギ神〛アテナ,アテネ.
フェイディアス ふぇいでぃあす Pheidias
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生没年未詳。古代ギリシアの彫刻家。紀元前500年から前490年ごろアテネに生まれたと思われる。活躍期は前460年から前430年ごろ。「円盤投げ」の作者…
あてねこう【アテネ公】
- 改訂新版 世界大百科事典
神聖戦争 しんせいせんそう Hieroi Polemoi; Sacred Wars
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ギリシアにおいて,アポロンに対する涜神行為を防ぐため,隣保同盟 (アンフィクチオニア ) がデルフォイ神殿領を侵犯する都市に対して行なった3…
シノイキスモス しのいきすもす synoikismos ギリシア語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシアにおいて、独立した複数の小共同体の統合によるポリス(都市国家)の形成をさして用いられた語。原義は、人々が一定の場所に集まり住む…
アンドキデス あんどきです Andokidēs (前440―前390ころ)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシアの弁論家。アテネの有名な貴族の出で、紀元前415年のヘルメス神像破壊事件にかかわり、国外に亡命した。『帰国について』はこの事件から…
ストラテゴス stratēgos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシア語で「将軍」の意。前5世紀のアテネでは軍事,政治両面に重要な役職であった。前 501/0年以来,各部族 (フュレ) から1名,計 10名のストラテ…