大系図 (通称) だいけいず
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題大系図繋馬初演享保1.閏12(江戸・市村座)
大盃 (通称) おおさかずき
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題大杯觴酒戦強者 など初演明治14.5(東京・猿若座)
大核 だいかく macronucleus
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 巨大核または主核ともいう。原生動物繊毛虫類 (ラッパムシ,ゾウリムシなど) にみられる楕円形の大きな核で,体の中央にあって生活維持の働きをし,…
大社会 だいしゃかい great society
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イギリスの政治,社会学者 G.ウォーラスが現代社会を評して用いた言葉。彼は,現代における機械,交通,運輸,および通信の発達が文明生活の状態を一…
大豆油 だいずゆ soybean oil
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ダイズから抽出して得た油。オレイン酸,リノール酸,リノレン酸などから成り,食用,工業用原料にする。ダイズの含油分は約 20%と,植物種子の含油…
大税 だいぜい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
大聖堂 だいせいどう cathedral
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 司教座聖堂のこと。カテドラルともいう。司教座をおく聖堂で,司教区全体の母聖堂として教区統轄の中心となる。司教の階等に応じて大聖堂の格づけも…
大テレジア だいテレジア
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
大日経 だいにちきょう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 仏教経典。もとの名は『大毘盧遮那成仏神変加持経』。漢訳は,唐の善無畏による。7巻。密教の根本経典の一つ。漢訳本は 36品から成り,胎蔵法が説か…
大不況 だいふきょう Great Depression
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1929年のニューヨーク株式市場の大暴落をきっかけに発生した世界的な恐慌。株価の大暴落が始まった 10月24日が木曜日だったため「暗黒の木曜日」とも…
大躍進 だいやくしん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国で 1958年から始まる第2次5ヵ年計画の初年度に行なわれた政策。1958年毛沢東国家主席によって提起された社会主義建設の総路線の主導のもと,いわ…
大理国 だいりこく
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ががんぼ【大蚊】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「かがんぼ」「かがんぽ」とも ) ハエ(双翅)目ガガンボ科に属する昆虫の総称。蚊に似るが大形で、体長五センチメートルに達するもの…
だい‐ういきょう(‥ウイキャウ)【大茴香】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 モクレン科の常緑高木。中国南部およびベトナム地方原産。高さ八メートルに達する。シキミに似ている。葉は革質で透明な点がある。果実は…
たい‐えい【大営】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 規模の大きな仕事や計画。大事業。[初出の実例]「正殿造営者、朝家之大営、神宮之重事也」(出典:兵範記‐仁安三年(1168)一二月二九日)…
だい‐えいこく【大英国】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Great Britain の訳語。「英」は、イギリスの当て字「英吉利」の略 ) イギリスのイングランド・スコットランド・ウェールズおよび北アイルランドの…
たい‐えつ【大悦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 非常に喜ぶこと。また、大きなよろこび。[初出の実例]「皇帝大悦して御茶をたまふ」(出典:正法眼蔵(1231‐53)行持下)[その他の文献]〔…
だい‐えんざん(‥ヱンザン)【大円山】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 兜(かぶと)の鉢を、頂辺を中心にまるく半球形に仕立てたもの。張り合わせの形状による名。
だい‐がく【大顎】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 節足動物の口器の一部で、頭部と可動的に連結している部分。おおあご。
たいがん‐りき(タイグヮン‥)【大願力】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏の大願によって生じた力。また、そのはたらき。[初出の実例]「大願力にや、難波より昨日なむ都にまうできつる」(出典:竹取物語(9C…
たい‐き【大旗】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大きな旗。[初出の実例]「凡七月廿三日〈略〉五位已上立二大旗一。了共揖著レ座。然後左奏二厭儛一訖」(出典:延喜式(927)一二)「種々…
たい‐ぎ【大疑】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大きなうたがい。深い疑問。[初出の実例]「なににつけてか大疑いで来べき」(出典:日蓮遺文‐開目鈔(1272))「二乗は大疑なきが故に大悟…
だい‐きぼ【大規模】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 規模が大きいこと。また、そのさま。[初出の実例]「此処に御出の諸君と共に、維新の大規模を継述して居る」(出典:黒潮(1902)…
たい‐ぎょ【大魚】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「だいぎょ」とも ) 大きな魚。大鱗(たいりん)。[初出の実例]「此の大魚を見て寄て魚の肉を切取て五人して食てけり」(出典:今昔物語集…
たい‐きょう(‥キャウ)【大饗】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「だいきょう」とも )① 年中行事の一つとして行なわれた、貴族社会の大饗宴。恒例のものに二宮(にぐう)の大饗、摂政・大臣の大饗があり…
だい‐きょうかん(‥ケウクヮン)【大叫喚】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 大いにさけびわめくこと。② 「だいきょうかんじごく(大叫喚地獄)」の略。〔往生要集(984‐985)〕[初出の実例]「洪水家々を漂はしけれ…
たい‐きん【大斤】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 令制で、重さの単位。小斤の三倍の重量。→斤(きん)①・大両(だいりょう)。[初出の実例]「改二駄馬一疋所レ負之重大二百斤一以二百五十斤…
だい‐く【大区】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 明治五年(一八七二)から同一一年にかけての地方行政区画の一つ。いくつかの小区を包括し、区長が統率した。[初出の実例]「私は東京第八…
たい‐けい【大景】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 雄大な景色。広々とした風景。[初出の実例]「美しい天然の大景を只一眼に」(出典:野の花(1901)〈田山花袋〉二)
だい‐げん【大監】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大宰府の判官のうちの上位の二人。正六位下相当。下に少監がある。[初出の実例]「大監二人。〈掌下糾二判府内一。審二署文案一。勾二稽失…
だい‐けんみ【大検見】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸時代、代官所手代の行なう小検見(こけみ)のあと、代官がみずから村々を回って行なう検見。おおけみ。
たい‐こ【大姑】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 夫の姉。こじゅうとめ。[初出の実例]「小姑是阿姐、大姑是阿娘」(出典:徂徠集(1735‐40)四)
たい‐こう(‥カウ)【大巧】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 すぐれて上手なこと。たいへんうまいこと。非常に巧妙であること。〔荀子‐天論〕
たい‐こう(‥カウ)【大較】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 事柄の大部分。あらまし。大概。[初出の実例]「課二小童一猥叙二大較一而已」(出典:古今著聞集(1254)序)[その他の文献]〔史記‐貨殖伝…
だい‐こうぶつ(‥カウブツ)【大好物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大好きな物や事柄。特に非常に好みに合う飲食物。大好きな食べ物。[初出の実例]「采遊にのみ月日を送りけるが、誠に下手の大好物(ダイカ…
だい‐ごくじょう(‥ゴクジャウ)【大極上】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 極上の中でもいっそう上等の意 ) きわめて上等なこと。この上なくすぐれていること。また、そのさま。大極上上。[初出の実例]…
だい‐こくみん【大国民】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 大国の国民。[初出の実例]「欧米の実際に照しても、大国民は即ち肉食国民である」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉九)② 立派な国…
たいさい‐じつ【大祭日】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 最も重要な祭日。特に、国がとり行なう祭典、皇室が行なう祭典をいう。たいさいび。[初出の実例]「大祭日に至れば、旧例に従ひて政府より…
たい‐さい【大斎】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 「斎」は斎食の意 ) 広く衆僧などに食事を施すこと。[初出の実例]「寺の作法、自然に大斎(サイ)あれば、下部等打合て、八九十人、忩々…
だい‐さぎ【大鷺】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 サギ科の鳥。シラサギと呼ばれるサギ類のうち最も大きく、全長約九〇~一〇〇センチメートル。全身純白色で、嘴とあしは黒いが、冬は嘴が…
たい‐し【大疵】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大きなきず。大きな欠点。
だい‐じおんじ【大慈恩寺】
- 精選版 日本国語大辞典
- 中国陝西省西安にある寺。唐の貞観二二年(六四八)高宗が造営。玄奘(げんじょう)を招請、翻経院を併設して仏典漢訳事業を遂行した。度々の火災で大…
だい‐じざい【大自在】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙① 仏語。思いのままに自利利他の行が行なえること。また、それが行なえる者。菩薩の異称としても用いる。[初出の実例]「諸仏の大自…
だい‐しぜん【大自然】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 偉大な自然。大きくはかり知れない自然。[初出の実例]「村役場の書記も、爺さんも婆さんも━悉く大自然の点景として描き出された」(出典:…
だい‐しゃりん【大車輪】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 大きな車輪。[初出の実例]「機関車の大車輪(ダイシャリン)に轢死人の血みどろの肉片がねばりついて」(出典:鬼(1931‐32)〈江戸川乱歩…
だいしょう‐かたしゃぎり(ダイセウ‥)【大小片】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 歌舞伎の鳴物の一つ。片しゃぎりの囃子に、大鼓(おおつづみ)・小鼓(こつづみ)の音を加えたもの。時代物の幕切れや退場のときなどに用いる…
だいしょう‐べん(ダイセウ‥)【大小便】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大便と小便。大小用。両便。[初出の実例]「大小便の時毎に沐浴して」(出典:今昔物語集(1120頃か)一二)
だい‐しょうこく(‥シャウコク)【大相国】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「たいしょうこく」とも ) 太政大臣(だいじょうだいじん)の唐名。[初出の実例]「太相国以下侍臣等入レ自二仙花門一」(出典:小右記‐天…
だい‐ず【大呪】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =だいじゅ(大呪)[初出の実例]「尊勝陀羅尼、阿彌陀の大呪」(出典:能因本枕(10C終)一九二)
だいず‐かす(ダイヅ‥)【大豆粕】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大豆の油をしぼり取った粕。動物飼料、肥料などに用いられる。[初出の実例]「プロレタリアは何処へ行ったって、締木で鰊粕か大豆粕のやう…