「大気海洋部」の検索結果

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きそ‐せいさん【基礎生産】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 独立栄養生物による有機物生産のこと。無機の栄養塩類を太陽光線によって同化し、有機物をつくりだす。海洋では基礎生産された下等生物を…

和田雄治 (わだゆうじ) 生没年:1859-1918(安政6-大正7)

改訂新版 世界大百科事典
気象学者,地球物理学者。福島県二本松の生れ。1879年(明治12)東京帝国大学理科大学物理学科卒業。内務省地理局測量課気象掛,後の中央気象台に職…

深層大循環【しんそうだいじゅんかん】

百科事典マイペディア
海洋の深層水にあると推定されている汎地球的な大循環。1957年に米国のH.ストンメルが深海における水温,溶存酸素,リンの深度分布,水槽実験などを…

ハン(Julius Ferdinand von Hann) はん Julius Ferdinand von Hann (1839―1921)

日本大百科全書(ニッポニカ)
オーストリアの気象学者、気候学者。ウィーン大学で物理学と地理学を学ぶ。ウィーン気象台長イェリネックCarl Jelinek(1822―1876)の助手として『オ…

大宜都比売神 (おおげつひめのかみ)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
「古事記」にみえる神。偉大な食物の神の意で,五穀を主宰する。八百万(やおよろず)の神からもとめられた食物を鼻,口,尻(しり)からとりだして素戔嗚尊…

凝縮系 ギョウシュクケイ condensed system

化学辞典 第2版
液相と固相のどちらか,あるいは両者のみを含む系.気相に対していう用語.凝縮系の相平衡を論じる場合,これに及ぼす圧力の影響は小さいから,多く…

ブロッケン‐げんしょう(‥ゲンシャウ)【ブロッケン現象】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( ドイツのブロッケン山でよく見られたところからいう ) 山頂などで太陽を背にして立つと、自分の影が前方の雲や霧に巨大に映り、その周…

気象 きしょう atmospheric phenomena

日本大百科全書(ニッポニカ)
雲、雨、風、虹(にじ)など、大気中でおこる現象の総称。気象ということばがこのような意味に使われるようになったのは明治初年からのことで、それ以…

高気圧 こうきあつ

日本大百科全書(ニッポニカ)
同一高度面で、周囲に比べて気圧の高い区域を高気圧、低い区域を低気圧という。この場合の気圧の高低は相対的なものであるから、何ヘクトパスカル以…

結膜炎 けつまくえん conjunctivitis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
結膜が充血して,目やにが出たり,異物感があったり,不愉快なかゆみを感じたりする眼の病気。円蓋部結膜にリンパ組織が増殖してろ胞が形成され,発…

あつりょく【圧力】

プログレッシブ和英中辞典(第4版)
&fRoman1;圧力を加えるapply pressure ((to))大気の圧力atmospheric pressure&fRoman2;〔抑圧〕pressure圧力を加えるput pressure on [upon] ((a per…

なん‐すい【軟水】

デジタル大辞泉
カルシウムやマグネシウムなどの塩類の含有量が少ない水。ふつう硬度10度以下の水をいい、洗濯・染色などに適する。⇔硬水。[類語]真水・淡水・海水・…

maritime /maritim マリティム/

プログレッシブ 仏和辞典 第2版
[形]➊ 海に近い,海辺の.ville maritime|臨海都市port maritime|(河川港に対する)海港gare maritime|港湾駅climat maritime|海洋性気候.➋ 海…

ノア NOAA; National Oceanic and Atmospheric Administration

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アメリカ合衆国の海洋大気局 NOAAが運用する実用気象衛星シリーズ(→実用衛星)。実用気象衛星『エッサ』ESSAに続くシリーズで,軌道面の傾斜角が赤…

ストロマトライト すとろまとらいと stromatolite

日本大百科全書(ニッポニカ)
生物起源の堆積(たいせき)構造をもつ岩石の一種。石灰質か珪(けい)質で、厚さ数マイクロメートルから数ミリメートルの葉理からなる。形態はマット状…

不連続線 ふれんぞくせん line of discontinuity

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ある気象要素の大気中での分布を考えたとき,一つの面を境にして,その気象要素の値や変化傾向が不連続になっている面を不連続面といい,それが地表…

バイオ‐たん【バイオ炭】

デジタル大辞泉
生物資源に由来する炭化物。木炭や竹炭のほか、食品廃棄物などの有機物を炭化したものをさし、土壌改良に用いられる。また、炭素を土中に隔離するこ…

こう‐わ(カウ‥)【講話】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ある題目について、集まった多くの人にわかりやすく説き聞かすこと。また、その話や文章。講説。[初出の実例]「僕は日本支那の歴史や別け…

カリウム‐アルゴンほう〔‐ハフ〕【カリウムアルゴン法】

デジタル大辞泉
放射年代測定の一。鉱物中に含まれるカリウムの放射性同位体と、その崩壊によって生成するアルゴンとの量比から、鉱物が生成した年代を算出する。大…

無害通航権 むがいつうこうけん right of innocent passage

日本大百科全書(ニッポニカ)
船舶が他国の領海内を通航できる権利のこと。領海は国家領域の一部であるが、すべての国の船舶は外国の領海において無害通航権を有する。これは、国…

バイオエーロゾル(bioaerosol)

デジタル大辞泉
空気中に浮遊する生物由来の微粒子。花粉、キノコやカビの胞子、細菌など。アレルギー疾患や食物の腐敗の原因となるほか、大気上空で凝結核や氷晶核…

冷凍サイクル【refrigeration cycle】

法則の辞典
大気温度以下の物体から熱を取りだし,物体より高い温度の物体に熱を放出する熱サイクル.理想的には逆カルノーサイクルで表される.実用化されてい…

宇宙機 うちゅうき spacecraft

日本大百科全書(ニッポニカ)
打上げロケットlaunch vehicleにより大気圏外に出て宇宙空間を飛行する物体を、一般に広く宇宙機とよぶ。人工衛星、人工惑星とよんでもよいが、乗り…

光解離(こうかいり) こうかいり

日本大百科全書(ニッポニカ)
分子が光量子の働きにより、その成分の原子に分かれること。光解離(ひかりかいり)ともいう。たとえば大気中の酸素は、高層に拡散した水蒸気が太陽紫…

かん‐すい【×鹹水】

デジタル大辞泉
1 塩からい水。塩分を含む天然の水。海水。2 製塩過程で濃縮した食塩濃度の高い水。また一般に、濃い塩類水溶液。ブライン。塩水。[類語]真水・淡…

じゅう‐すい〔ヂユウ‐〕【重水】

デジタル大辞泉
重水素原子または重酸素原子を含む水。一般には重水素(ジュウテリウム)と酸素とからなる水をいい、原子炉の中性子減速材に用いられる。[類語]真水…

plate-forme1

ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(仏和の部)
((複))~s-~s [女]❶ 少し高くなった水平面;平屋根.❷ (バス,列車などの)デッキ.❸ 空港.❹ 〚鉄道〛無蓋(むがい)…

わんぱくフリッパー

デジタル大辞泉プラス
アメリカ制作のテレビドラマ。原題は《Flipper》。放映はNBC局(1964~1967年)。マイアミの公園警察官とその息子たちとイルカのフリッパーやペリカ…

きん‐かい【近海】

デジタル大辞泉
陸地に近い海。その土地に近い海域。「九州近海」⇔遠海。[類語]海洋・海・大洋・大海・海原・領海・公海・大海原・青海原・内海うちうみ・内海ないか…

揮発性有機化合物

知恵蔵
常温・常圧で空気中に揮発(蒸発)しやすい有機化合物で、石油由来のベンゼン、トルエン、キシレンなどの炭化水素類や、トリクロロエチレン、テトラク…

緑青 ろくしょう patina

日本大百科全書(ニッポニカ)
都会地の大気のように硫黄(いおう)化合物を含む屋外環境中に長期間さらされた銅の表面に形成される美しい緑色の保護性のある皮膜。緑青の主成分は塩…

スラッジケーキ sludge-cake

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
下水処理の過程で生じる汚泥を処理して固めたもの。肥料に利用したり,焼却や埋立て処分を行う。大都市では大量に生じるのでその処分が困難である。…

双胴船【そうどうせん】

百科事典マイペディア
カタマラン船とも。二つの胴体を離して並置し甲板で結んだ船。造波抵抗が小さく,安定性もよい。各胴別個にエンジンとプロペラをもつので高速が得ら…

こう‐かい【公海】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 いずれの国の領海、内水、群島水域または排他的経済水域に属さない海洋のすべての部分。[初出の実例]「殊に公海に水雷を沈むるが如きは、…

フルボ‐さん【フルボ酸】

デジタル大辞泉
植物の枯死体が微生物のはたらきにより分解されてできる、腐植質に含まれる有機酸の一。アルカリに可溶。酸で沈殿したのちフミン酸が分離される。鉄…

接地気候 せっちきこう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
地面から 2mくらいまでの気層(接地気層)にみられる気候。微気候ともいう。その範囲も 10m2くらいで狭く,微地形との関連が深い。垂直的な広がりが…

生物指標 せいぶつしひょう biological indicator

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
大気汚染や水質汚濁の状態を自然界の生物相の変化あるいは生物の被害の状況から推測しようとする試み。清水中には清水域特有の生物が生息するが,汚…

トリチウム とりちうむ tritium

日本大百科全書(ニッポニカ)
水素の同位体で、重水素の一つ。三重水素ともいう。記号はTまたは 3H。1934年イギリスのE・ラザフォードらにより核反応 2D(d,p)3Tで初めて合成された…

母川国主義【ぼせんこくしゅぎ】

百科事典マイペディア
サケのように,川で生まれて海に下って成長し,産卵のために生れ故郷の川に戻る魚を遡河(そか)性魚類と呼び,そしてこのような川を母川といい,遡河…

海神 わたつみ

日本大百科全書(ニッポニカ)
海(わた)ツ霊(み)とも書き、海に住む神霊を表す。中国の「海若」から海童、少童ともいい、「わた(海)」は朝鮮語Pataと同源とされて海洋的他界もさ…

SOSUS

共同通信ニュース用語解説
潜水艦音響監視システム。海底にケーブルを敷設し、水中聴音機などで潜水艦が出す音響や磁気データを収集、動向を監視する。最新型は低い周波数も捉…

等温位線 とうおんいせん

日本大百科全書(ニッポニカ)
天気図上で、温位の等しい所を連ねて結んだ曲線。温位とは、断熱的に空気の圧力を1000ヘクトパスカルまで変化させたときの温度である。大気の変化を…

広域汚染 こういきおせん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
大都市など公害発生源が広範囲に密集したり,コンビナートのように汚染物の大量発生源が存在するため,広い地域にわたって発生する汚染。汚染エリア…

紫外線天文学 しがいせんてんもんがく ultraviolet astoronomy

日本大百科全書(ニッポニカ)
可視光よりも波長の短い紫外線(波長10ナノメートルから370ナノメートル程度までの光)で宇宙を観測する天文学。紫外線領域には原子や高階電離イオン…

明治丸 めいじまる

日本大百科全書(ニッポニカ)
現役として運航中には明治天皇の御召(おめし)船として、引退後は東京商船大学(現東京海洋大学)に移管されて、同学内係留練習船として80年以上にわ…

デリンジャー効果【Dellinger effect】

法則の辞典
太陽面で爆発(フレア)が起きると,短波通信が一時的に途絶する現象をいう.短いときには数分,長いときには数時間に及ぶ.フレアのために短波長紫…

ジョン エイトケン John Aitken

20世紀西洋人名事典
1839 - 1919.11.13 英国の物理学者。 フォルカーク生まれ。 王立協会会員として大気の研究をする。埃の含量を測る方法を考案し、埃を含む圧縮空気…

つき‐がさ【月暈】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 大気中に浮遊する氷晶によって月の光が反射または屈折して生じる光の環。半径約二二度、環は通常、外側の方が明るい。白色に見えるが光の…

ミスト ミスト mist

化学辞典 第2版
気体中に浮遊する液体分子をいう.通常,10 μm 以下の大きさであり,表面張力により球状であるとされている.気体の凝集によって生じる場合と,液体…

スライファー すらいふぁー Vesto Melvin Slipher (1875―1969)

日本大百科全書(ニッポニカ)
アメリカの天文学者。インディアナ州マルベリーで生まれる。1901年にインディアナ大学卒業後、すぐにローウェル天文台に入り、以後同天文台で研究を…