武田泰淳 (たけだたいじゅん) 生没年:1912-76(大正1-昭和51)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 小説家。東京本郷の寺院住職の子として生まれる。幼名覚。浦和高校在学中に中国文学に親しみ,また左翼運動にも加わる。1931年東大支那文学科入学後…
強い人工知能,弱い人工知能 つよいじんこうちのう,よわいじんこうちのう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 人工知能の可能性に関する論争から生まれたことば。人間と同等の知能をもつプログラムを強い人工知能,知能をもっているかのようにふるまうプログラ…
ドリュオン どりゅおん Maurice Druon (1918―2009)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フランスの小説家。パリの生まれ。小説家ジョゼフ・ケッセルの甥(おい)にあたる。第二次世界大戦中、自由フランス軍側で報道にあたり、戦後、文学の…
ラ・メトリー Julien Offroy de La Mettrie 生没年:1709-51
- 改訂新版 世界大百科事典
- フランスの医師,哲学者。カンとパリのコレージュ(高等学校)で学んだのち,1733年ランス大学で医学博士の学位を得た。ついでライデン大学でブール…
ボンド Edward Bond 生没年:1935-
- 改訂新版 世界大百科事典
- イギリスの劇作家。政治的には社会主義を標榜(ひようぼう)し,演劇的にはブレヒトの影響を受けて古風なリアリズムを否定する。人間の暴力性や社会…
吉野源三郎 (よしのげんざぶろう) 生没年:1899-1981(明治32-昭和56)
- 改訂新版 世界大百科事典
- ジャーナリスト。東京に生まれる。1925年東京帝国大学哲学科を卒業。同大学図書館,明治大学などに勤務。37年岩波書店に入社,岩波新書の編集に携わ…
蝸牛角上の争い かぎゅうかくじょうのあらそい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- とるに足らぬ狭いところで、つまらぬことのために争い合うことをいう。蝸牛はカタツムリのこと。カタツムリの右の角(つの)の上にある蛮(ばん)氏の国…
超能力 ちょうのうりょく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 現在の科学的心理学では解明できない能力をいい、超感覚的知覚(ESP)と念力(PK)とに分けられる。前者は一般には霊感とよばれているもので、感覚的…
宗教道徳説 しゅうきょうどうとくせつ ethicism
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 人間の側から宗教を理解しようとする近代思潮の流れのなかにあって,あらゆる価値を倫理的諸規準,または基本的価値へ還元してしまう考え方で,カン…
レシミャン Leśmian, Bolesław
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1878.1.12. ワルシャワ[没]1937.11.5. ワルシャワポーランドの詩人。象徴主義を代表する一人。ユダヤ系の家庭に生れロシアのキエフで教育を受け…
ジョン・ヘンリー スタッケンバーグ John Henry Stuckenberg
- 20世紀西洋人名事典
- 1835 - 1903 米国の社会学者。 元・ウィッテンバーグ大学教授。 ドイツ生まれ。 ドイツ生まれで、幼い頃米国移住。大学卒業後はドイツのゲッティン…
アーサー・ウィルスン タッカー Arthur Wilson Tucker
- 20世紀西洋人名事典
- 1914 - 米国の作家。 1940年代からSFを書き始めた。テーマ上の興味は、科学的というより、歴史的、考古学的な面にあり、タイム・トラベル物語「リ…
R. ニーダム Rodney Needham
- 20世紀西洋人名事典
- 1923 - 英国の社会人類学者。 オックスフォード大学社会人類学教授。 ロンドン大学、ライデン大学、オックスフォード大学で人類学を学び、1956年オ…
カール レーウィット Karl Löwith
- 20世紀西洋人名事典
- 1897.1.9 - 1973.5.24 ドイツの哲学者。 元・ハートフォード神学校教授,元・ハイデルベルク大学(哲学)教授。 ミュンヘン生まれ。 実存主義哲学者と…
三木清 (みき-きよし)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1897-1945 大正-昭和時代前期の哲学者。明治30年1月5日生まれ。西田幾多郎(きたろう),ハイデッガーらに師事。昭和2年法大教授となり,唯物史観の立…
親族関係[言語] しんぞくかんけい[げんご] relationship
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- もと同一の言語であったものが,継続的に伝承されていくうちに分岐して2つ以上の異なった言語になった場合,それらの言語は「親族関係」にある (を有…
十人十色 じゅうにんといろ Every Man in His Humour
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イギリスの劇作家 B.ジョンソンの喜劇。5幕。 1598年初演。都会に出てきた田舎の青年が美しい恋人を手に入れる物語を軸に,短気,気どり,嫉妬など,…
デュルタン Durtain, Luc
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1881.3.10. パリ[没]1959.12.16. パリフランスの詩人,小説家,評論家。本名 André Nepveu。医者の家に生れ,医業を継ぐ。青年時代にアベイ派に…
シェルダン
- 百科事典マイペディア
- アメリカの脚本家,作家。シカゴ生れ。ノース・ウェスタン大学卒業。脚本家として出発し,映画《独身者と女学生》(1947年)でアカデミー賞脚本賞を…
エスクロウ
- ASCII.jpデジタル用語辞典
- 取引の安全性を保証する仲介サービスのこと。不動産取引などで実績があるが、最近は、ネットオークションなど個人間の物品売買の急増で、個人向けに…
ボルス
- 百科事典マイペディア
- ドイツ出身,フランスで活動した画家。本名アルフレート・オットー・ウォルフガング・シュルツェAlfred Otto Wolfgang Schulze。ベルリン生れ。1932…
マリノフスキー
- 百科事典マイペディア
- ポーランド出身の英国の人類学者。ラドクリフ・ブラウンと並ぶ英国社会人類学の祖。文化の機能主義的研究の先駆者。人間の生物学的欲求を機能の中心…
ビーゲラン Gustav Vigeland 生没年:1869-1943
- 改訂新版 世界大百科事典
- ノルウェーの彫刻家。同国南海岸のマンダルMandal生れ。1893年パリでA.ロダンの彫刻に刺激を受け,表現的作風から出発。96年のイタリア滞在中には古…
四海 (しかい) sì hǎi
- 改訂新版 世界大百科事典
- 天下の意。古代の中国人は中国の四方を海がとりまいていると考えた。《爾雅(じが)》が中国の九州の外に四極,その外に四荒,さらにその外に四海が…
ロート(Eugen Roth) ろーと Eugen Roth (1895―1976)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ドイツの詩人、小説家。ミュンヘンに生まれる。ジャーナリストとして活躍したのち、『人さまざま』(1935)、『人とひとでなし』(1948)など人間の…
けらく‐てん【化楽天】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [梵語] nirmāṇarati の訳語 ) 仏語。六欲天の一。地上から数えて第五番目の天。この天は、欲するものを化作して楽しませるとされ、長寿…
つめ【爪】
- デジタル大辞泉
- 1 手や足の指の先に生える角質の部分。人間の平爪ひらづめ、鳥・猫の鉤爪かぎづめ、牛・馬の蹄ひづめなど。2 琴爪のこと。3 鉤かぎのように、物を…
ち‐ち【致知】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「大学」の「致レ知在レ格レ物」から ) 人間の発展窮極の目的としての理想的な政治にいたる段階の一つ。格物・致知・誠意・正心・修身…
Pfo・te, [pfóːtə]
- プログレッシブ 独和辞典
- [女] (-/-n; (小) Pfötchen [pfǿːtçən] -s/-)❶ (動物の)〔前〕足;((俗))(人間の)手.'…
漢人(かんじん)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 一般には漢族のこと。元初においては旧金朝治下の人々の総称であり,契丹(きったん)人,女真(じょしん)人,渤海(ぼっかい)人,高麗(こうらい)人およ…
立憲民主党
- 共同通信ニュース用語解説
- 旧民主党の流れをくむ野党第1党。昨年9月にリベラル系の旧立憲民主党、中道志向の旧国民民主党、民進党に所属していた無所属議員らが合流して結成し…
国文学研究資料館【こくぶんがくけんきゅうしりょうかん】
- 百科事典マイペディア
- 東京都立川市にある国立の研究施設。1972年,国立大学共同利用機関として設立。国文学の研究論文を収集分類して年刊の《国文学論文目録》を発行し,…
にんげんばんじさいおうがひのえうま〔ニンゲンバンジサイヲウがひのえうま〕【人間万事塞翁が丙午】
- デジタル大辞泉
- 青島幸男の小説。東京日本橋の仕出し弁当屋を舞台にした作品。主人公ハナは著者の母親がモデル。昭和56年(1981)刊行。同年、第85回直木賞受賞。昭…
はつかねずみとにんげん【二十日鼠と人間】
- デジタル大辞泉
- 《原題Of Mice and Men》スタインベックの小説。1937年刊。大恐慌時代のカリフォルニアを舞台に、出稼ぎ労働者の悲劇を描く。1939年、1992年に映画化…
はつかねずみとにんげん【《二十日鼠と人間》】
- 改訂新版 世界大百科事典
攻撃防御方法 (こうげきぼうぎょほうほう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 法律用語。民事裁判においては,その判決の基礎となるべき訴訟資料(主張・証拠の申出)のうち,原告側が提出するものを攻撃方法といい,他方被告側…
死屍に鞭打つ
- 故事成語を知る辞典
- 死体を鞭で打って辱める。亡くなった人を非難することのたとえ。 [使用例] 社会に害毒を流せし悪人に対しては、大おおいに其その死屍に鞭うちうって…
非交戦状態 ひこうせんじょうたい nonbelligerency
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 戦争に直接参加しない第三国と交戦国との関係で,しかも中立法規の適用を受けない状態。古典的な国際法によれば,非交戦国は交戦国に対して中立義務…
巡礼 じゅんれい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 順礼とも書く。神聖な場所,寺院などをめぐって巡拝すること。宗教上の行為の一つの型としては,宇宙の創造の起った場所,すなわち宇宙の中心の象徴…
10画
- 普及版 字通
- [字音] カン(クヮン)[字訓] とねり[説文解字] [字形] 形声声符は官(かん)。〔説文〕八上に「小臣なり」とあり、〔詩、風、定之方中〕の句を引く。…
無効【むこう】
- 百科事典マイペディア
- (1)私法上その法律行為から当事者の企図した法律効果が生じないこと。無効な行為から権利義務や法律関係は発生せず,すでに履行しておれば不当利…
登録 (とうろく)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 条約の登録行政法上,登録とは,行政機関において一定の事項を,多くの場合関係人の申請により,公簿に記載することをいう。法令の規定に基…
マネーロンダリング money laundering
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 「資金洗浄」「資金浄化」とも訳される。麻薬取引や賭博など不法な手段で得た資金を,銀行などの金融機関に預金したり高級ブランド製品を購入して国…
けん
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:寛政7(1795) 生年:享保4(1719) 江戸中期,宗門改帳へ捺印拒否した農家女性。信濃国(長野県)佐久郡牧布施村生まれ。元文2(1737)年,近隣の御馬寄…
帰属意識 きぞくいしき identification
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 元来は精神分析学の用語。 S.フロイトは,(1) 対象とのリビドー的結合,(2) リビドー的結合の代替物の内的形成 (対象をエゴの内に取入れる) ,(3) 当…
か‐たい(クヮ‥)【過怠】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① あやまちや怠慢。過失。科怠。[初出の実例]「又件両人年歯太若、自然過怠歟」(出典:小右記‐永観二年(984)一二月一日)② 中世以後、あ…
時間研究 じかんけんきゅう time study
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 作業研究の一分野で、個々の作業についてその標準所要時間を科学的に測定・設定し、課業(標準作業量)の決定に資料を提供し、さらに作業の計画的遂…
し‐こう〔‐カウ〕【思考】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)1 考えること。経験や知識をもとにあれこれと頭を働かせること。「思考を巡らす」「思考力が鈍る」2 哲学で、広義には、人間の知的精…
酸栄養湖【さんえいようこ】
- 百科事典マイペディア
- 非調和湖沼型に属し,火山活動や温泉水の作用でできた酸性の強い湖(pH5.5以下)。生産力は著しく小さい。屈斜路(くっしゃろ)湖,蔵王御釜,鳴子潟沼…
強制労働 きょうせいろうどう forced labour
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 本人の意思に反して労働を強制すること。脅迫,暴行,監禁など直接的方法のほか,心理的圧迫など間接的方法をもって行われることもある。監獄部屋,…