シメン シメン cymene
- 化学辞典 第2版
- isopropyltoluene.C10H14(134.21).o-,m-,p-シメンの3種類の異性体があるが,多くの場合p-シメンをさす.いずれも各種の植物精油中に含まれており…
コクラウリン コクラウリン coclaurine
- 化学辞典 第2版
- C17H19NO3(285.34).ツヅラフジ科イソヤマアオキCocculus laurifoliusの葉,および樹皮に含まれるイソキノリンアルカロイド.融点221 ℃.+47°(エタ…
ジチオオキサミド ジチオオキサミド dithiooxamide
- 化学辞典 第2版
- rubeanic acid.C2H4N2S2(120.20).ジシアンと硫化水素から得られる.オレンジ色の結晶.融点41 ℃.約200 ℃ で分解する.昇華性がある.水,エーテル…
ベヘン酸 ベヘンサン behenic acid
- 化学辞典 第2版
- docosanoic acid.C22H44O2(340.59).CH3(CH2)20COOH.天然には,からし菜の種子油やベヘン油中に存在する.針状結晶.融点79.95 ℃,沸点306 ℃(8.0 k…
インジゴ白 インジゴハク Indigo White
- 化学辞典 第2版
- C16H10N2Na2O2(308.25).C.I.Reduced Vat Blue 1ともいう.インジゴを還元したロイコインジゴに,アルカリを加えた淡青色の泥状の還元型建染め染料.…
ベンズチアジド ベンズチアジド benzthiazide
- 化学辞典 第2版
- C15H14ClN3O4S3(431.96).5-クロロ-2,4-ジスルファモイルクロロアセトアニリドとベンジルメルカプタンとをDMF中,水酸化ナトリウムの存在下で縮合さ…
オロチジル酸 オロチジルサン orotidylic acid
- 化学辞典 第2版
- orotidine 5′-phosphate.C10H13N2O11P(368.19).ピリミジンヌクレオチドの一種で,オロチジンの5′-リン酸エステル.生体内ではオロト酸とホスホリボ…
ビンドリン ビンドリン vindoline
- 化学辞典 第2版
- C25H32N2O6(456.53).キョウチクトウ科ツルニチソウVinca roseaの葉に含まれる主アルカロイド.ビンブラスチンのスズと塩酸とによる還元開裂によって…
パーラー Parler, Peter
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1330. シュベビッシュ,グミュント[没]1399.7.13. プラハドイツの建築家,彫刻家。 H.パーラーの息子。 1353年皇帝カルル4世に招かれ,プラハ大…
2端子対回路 にたんしついかいろ two-terminal pair network
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 2ポート回路あるいは4端子回路ともいう。入力端子対と出力端子対の2つの端子対をもつ回路。電気エネルギーの伝送,あるいはフィルタなどの電気信号の…
ジブロモエタン(データノート) じぶろもえたんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ジブロモエタン分子式C2H4Br2分子量187.91,2-ジブロモエタンCH2Br-CH2Br融点10.06℃沸点131.41℃比重2.1785(測定温度20℃)屈折率(n) 1.53871,1-ジブロ…
デリンジャー‐げんしょう〔‐ゲンシヤウ〕【デリンジャー現象】
- デジタル大辞泉
- 地球の昼間の地域で、数十分にわたり短波通信が突然、妨げられる現象。太陽面のフレアによって紫外線やX線が急増し、地球の電離層に異常電離を起こし…
ムーア
- 百科事典マイペディア
- 英国の哲学者。ケンブリッジ大学教授。1903年《マインド》誌上に〈観念論論駁〉を発表,T.H.グリーン,ブラッドリー,ボーザンケトらのヘーゲル主義…
示性式【しせいしき】
- 百科事典マイペディア
- 分子中に含まれる幾つかの基ないし原子団を明らかにして分子の特性を示した式。構造式よりは簡単で,分子内の重要な配置が示されるためきわめて一般…
ジフェンヒドラミン
- 百科事典マイペディア
- 化学式はC17H21ON。1945年開発の抗ヒスタミン薬。塩酸塩は白色結晶または結晶性粉末,苦味無臭。レスタミン,ベナ等の商品名で市販されており,蕁麻…
謝肉祭劇【しゃにくさいげき】
- 百科事典マイペディア
- 15―16世紀にかけてドイツやスイスなどで流行した民衆喜劇Fastnachtspiel。ゲルマン土着の春祭の伝統をひき,結婚や裁判などの日常的事件を風刺的に扱…
ジュランの法則【Jurin's law】
- 法則の辞典
- 毛管現象*の液面の昇る高さを表す法則.同じ物質でできていて,直径が異なる毛細管内での液体上昇(または下降)の高さ h は,管の直径 a に反比例…
ウンラート教授 ウンラートきょうじゅ Professor Unrat oder das Ende eines Tyrannen
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ドイツの小説家 H.マンの風刺小説。 1905年刊。暴君的なギムナジウムの教授ラート Raat (ウンラートはあだ名で「汚物」の意) が場末のキャバレーの歌…
ビア・メディア via media
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中庸の道,すなわち,ローマ・カトリックの立場とヨーロッパ大陸のプロテスタント主義との中道に立って,両者を正しく再一致へもたらそうとするイギ…
テトラメチレンジアミン tetramethylenediamine
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 H2N(CH2)4NH2 。動物の排泄物や蛋白質腐敗生成物に含まれる特臭のある物質。オルニチン (アミノ酸の一種) が脱炭酸酵素の作用をうけて生じる…
トーン・クラスター tone cluster
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 隣接し,密集した音が同時に響く音塊。 1912年,アメリカの H.カウエルがこぶしや腕,肘でピアノの鍵盤をたたく効果を用いたのが最初とされているが…
スムート=ホーレー法 スムート=ホーレーほう Smoot-Hawley Tariff Act
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1930年アメリカの H.フーバー政府のもとで制定された高率関税法。 1920年代の保護関税政策を一層強めたもので (平均関税率は 38~42%に上昇) ,通商…
ミリバンド Miliband, Ralph
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1924.1.7. ブリュッセル[没]1994.5.21イギリスの政治学者。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで H.ラスキに師事。のちに同校の教授などを…
てきしゃ‐せいぞん【適者生存】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] survival of the fittest の訳語 ) 生存競争で、環境に最も適したものが生き残ること。H=スペンサーによって提唱され、ダーウ…
テレフタル‐さん【テレフタル酸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Terephthalsäure の訳語 ) 芳香族カルボン酸の一つ。化学式 C6H4(COOH)2 パラキシレンの酸化、フタル酸カリウムの異性化反…
オルザットガス分析装置 オルザットガスブンセキソウチ Orsat apparatus
- 化学辞典 第2版
- M.H. Orsat(1874年)の考案による簡易ガス分析装置.煙道ガス(CO2,CO,O2,N2 など)のように比較的簡単で吸収法だけで分析できるガスの携帯分析器と…
ジアゾシクロペンタジエン ジアゾシクロペンタジエン diazocyclopentadiene
- 化学辞典 第2版
- C5H4N2(92.10).シクロペンタジエニルリチウムとp-トルエンスルホニルアジドの反応によって合成される.暗赤色の液体.沸点53 ℃(6.7 kPa).比較的安…
オバレン オバレン ovalene
- 化学辞典 第2版
- C32H14(398.46).ジベンゾ[bc,ef ]コロネンを無水マレイン酸と反応させ,真空中,ソーダライムとともに400 ℃ に加熱脱カルボニルすると得られる.橙…
サリチルアルコール サリチルアルコール salicyl alcohol
- 化学辞典 第2版
- 2-hydroxybenzyl alcohol.C7H8O2(124.14).サリゲニン(saligenin)ともいう.フェノール配糖体サリシンのアグリコンで,これを加水分解すると得られ…
マルガリン酸 マルガリンサン margaric acid
- 化学辞典 第2版
- n-heptadecanoic acid.C17H34O2(270.4).CH3(CH2)15COOH.天然の油脂中には微量しか存在しないが,合成されている.白色の板状晶.融点60~61 ℃,沸…
ジメチルアルシン ジメチルアルシン dimethylarsine
- 化学辞典 第2版
- C2H7As(106.00).カコジル基(CH3)2As-をもつ水素化合物(CH3)2AsHで,カコジル酸の亜鉛アマルガムあるいは電解還元で得られる.液体.融点-78 ℃,沸…
2-ピロリドン ピロリドン 2-pyrrolidone
- 化学辞典 第2版
- 2-pyrrolidinone.C4H7NO(85.11).ブチロラクタムともいう.γ-ブチロラクトンをアンモニアと処理する方法で,工業的につくられる.融点24.6 ℃,沸点2…
タンニン酸 タンニンサン tannic acid
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】広義にはタンニンともいう.【Ⅱ】m-ガロイル没食子酸(m-galloylgallic acid).C14H10O9(322.23).可溶性タンニンの加水分解により得られる,没…
ラクトニトリル ラクトニトリル lactonitril
- 化学辞典 第2版
- 2-hydroxypropanenitril.C3H5NO(71.08).CH3CH(OH)CN.アセトアルデヒドシアノヒドリンともいう.アセトアルデヒドとシアン化ナトリウムあるいはシ…
パラチオン
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Parathion ) 農業用の殺虫剤。化学式 C10H14NO5PS 第二次世界大戦直前のドイツで開発され、戦後、農薬として広く使われるよ…
フェノール
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Phenol )① ベンゼンの水素原子一個と水酸基を置換した化合物。臭気のある無色の結晶。化学式 C6H5OH 石炭乾留によって得ら…
フェノール‐フタレーン
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Phenolphthalein ) 無水フタル酸とフェノールからつくられる白色結晶。化学式は C20H14O4 酸塩基指示薬の一つ。pH 八~一〇…
言語心理学【げんごしんりがく】
- 百科事典マイペディア
- 言語学の一分野。言語活動,その機能を心理的側面から説明しようとするもの。19世紀末ごろから盛んになり,特にH.パウルは,その成果を言語変化の形…
セスキ‐たんさんナトリウム【セスキ炭酸ナトリウム】
- デジタル大辞泉
- 《sesquiは化合物の元素比率が3対2であることを示す接頭語》二炭酸一水素三ナトリウム。炭酸ナトリウムと炭酸水素ナトリウムの複塩。無色または黄色…
ランダウ準位【Landau level】
- 法則の辞典
- 一様な磁場の存在下,真空中におかれた自由電子は,古典力学的には磁場に直角方向に円運動(サイクロトロン運動),磁場方向には等速直線運動をする…
ハリマン
- 百科事典マイペディア
- 米国の実業家,外交官。E.H.ハリマンの子。父の事業を継いで鉄道経営に当たり,第2次大戦中F.ローズベルトに起用され駐ソ大使となった。戦後は商務…
ストロファンチン strophanthin
- 改訂新版 世界大百科事典
- キョウチクトウ科の植物ストロファンツスの種子から得られる強心配糖体。Strophanthus gratusから得られるG-ストロファンチン,S.hispidusのH-ストロ…
風速
- パラグライダー用語辞典
- 風の吹いてくる速度のこと。時速(km/h)または秒速(m/s)で表す。航海の際、風速は重要な要素であった為に、ノット(kt)の表示もあるが、パラグラ…
エチレン
- 栄養・生化学辞典
- C2H4 (mw28.05).CH2=CH2.エチレンガスともいう.アルケンの一種で,常温で気体の不飽和炭化水素であるが,食品科学では,果実の追熟ホルモンで,…
2,4-D によんディー 2,4-dichlorophenoxyacetic acid
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- フェノキシ系除草剤。C8H6Cl2O3。主成分は,2,4-ジクロロフェノキシ酢酸(2,4-PA)のソーダ塩,ジメチルアミン塩。無色の結晶。融点 141℃。ホルモン…
ソルボース sorbose
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 C6H12O6 。ケトヘキソースの一種。D体とL体があるが,D体は天然には存在しない。L体はD-ソルビットを細菌によって酸化するソルボース発酵法に…
ハーディ Hardy, Thomas
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1752[没]1832イギリスの急進的政治家。 1792年議会改革運動を推進するために,イギリス最初の労働者の政治組織といわれる「ロンドン通信協会」を…
物質と記憶 ぶっしつときおく Matière et mémoire
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- フランスの哲学者 H.ベルグソンの著作。 1896年初版。副題に「身体の精神に対する関係についての試論」 Essai sur la relation du corps à l'esprit…
民衆の敵 みんしゅうのてき En Folkefiende
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ノルウェーの劇作家 H.J.イプセンの社会劇。5幕。 1883年初演。町の財政基盤である鉱泉に病原菌を発見して,この事実を公表しようとする医師と,もみ…
メタノール合成 メタノールごうせい methanol synthesis
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 工業的にはメタノールの次の反応により生産されている。 CO+2H2 → CH3OH 。メタノールの合成法は触媒の開発とともに進歩し,第2次世界大戦前は亜鉛…