ベントン べんとん Thomas Hart Benton (1889―1975)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アメリカの画家。1930年に流行したリージョナリズム(地方主義)を代表する一人。ミズーリに生まれる。シカゴで学んだのち、パリでキュビスム、シン…
ひ‐ぎゃく【被虐】
- デジタル大辞泉
- 残虐な取り扱いを受けること。いじめられること。「被虐趣味」⇔加虐。[類語]自虐的・自罰的・内罰的・悲観的・自嘲・自暴自棄・自己嫌悪・マゾヒステ…
ざる【笊】 に 水((みず))を入((い))れる
- 精選版 日本国語大辞典
- いくら努力してもむだであること、効果がまったくないことのたとえ。骨折り損のくたびれもうけ。籠(かご)で水を汲む。[初出の実例]「やぶれわれた器…
ひかん‐てき〔ヒクワン‐〕【悲観的】
- デジタル大辞泉
- [形動]先行きに望みはないと考えるさま。望みのもてないさま。「悲観的な状況」「物事を悲観的に考える」⇔楽観的。[類語]厭世的・厭世観・厭世主義…
高清水村こうしみずむら
- 日本歴史地名大系
- 富山県:婦負郡山田村高清水村[現]山田村高清水山田谷の最上流、深道(ふかどう)村の南に位置する。正保郷帳には村名がみえず、元禄一一年(一六…
柳水村やなぎみずむら
- 日本歴史地名大系
- 熊本県:菊池郡菊陽町柳水村[現]菊陽町原水(はらみず)入道水(にゆうどうみず)村の西に隣接し、集落は白川の段丘崖に沿って東西に開削された堀…
岩清水村いわしみずむら
- 日本歴史地名大系
- 山形県:最上郡戸沢村岩清水村[現]戸沢村岩清水津谷(つや)村の東、蛇行する鮭(さけ)川左岸に位置する。開村は升形(ますがた)村(現新庄市)…
深清水村ふかしみずむら
- 日本歴史地名大系
- 滋賀県:高島郡今津町深清水村[現]今津町深清水桂(かつら)村・酒波(さなみ)村の北にあたり、琵琶湖畔から北西の山中まで広い村域を有する。南…
薬水村くすりみずむら
- 日本歴史地名大系
- 奈良県:吉野郡大淀町薬水村[現]大淀町大字薬水曾我川支流、薬水川流域にある。村名は村内にある薬水井による。「大和志」に「病飲則愈旱祷則験邑…
清水宗治 しみずむねはる
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]天文6(1537)[没]天正10(1582).6.4. 備中,高松戦国時代の武将。出自は未詳。字は長左衛門。初め備中清水城主であったが,長谷川掃部を殺して同国…
わかみずむかえ【若水迎え】
- 改訂新版 世界大百科事典
じぎゃく‐てき【自虐的】
- デジタル大辞泉
- [形動]自分で自分のことを苦しめるさま。自らを責め立てるさま。「自虐的な発言」[類語]自罰的・内罰的・悲観的・自嘲・自暴自棄・被虐・自己嫌悪…
ザリガニミミズ Stephanodrilus sapporensis
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 環形動物門貧毛綱新貧毛目ヒルミミズ科。体長9~12mm,体幅2~3mm。体は円柱形で,頭部と胴部に区別され,10大体節から成る。各体節には剛毛がない。…
デカダン(〈フランス〉décadent)
- デジタル大辞泉
- [名・形動]1 デカダンス1の芸術家。また、その芸術上の傾向。2 退廃的な生活をする人。また、退廃的。「デカダンな風俗」[類語](2)退廃的・デ…
大清水村おおしみずむら
- 日本歴史地名大系
- 岩手県:二戸郡浄法寺町大清水村[現]浄法寺町大清水山内(さんない)川と安比(あつぴ)川の流域に位置し、北は大森(おおもり)村。天和二年(一…
下清水村しもしみずむら
- 日本歴史地名大系
- 静岡県:清水市旧有渡郡地区下清水村[現]清水市下清水町・梅(うめ)が岡(おか)・梅田町(うめだちよう)・岡町(おかまち)・三光町(さんこう…
岩清水村いわしみずむら
- 日本歴史地名大系
- 長野県:上田市豊殿地区岩清水村[現]上田市大字殿城(とのしろ)字岩清水殿城(でんじよう)山の西側中腹(八〇〇―八五〇メートル)の村。東は山林…
山泉村やましみずむら
- 日本歴史地名大系
- 福井県:敦賀市山泉村[現]敦賀市山泉堂(どう)村の西、衣掛(きぬかけ)山の西南麓に位置する。嘉慶二年(一三八八)一〇月七日付角鹿長円畠地売…
高清水村たかしみずむら
- 日本歴史地名大系
- 新潟県:東蒲原郡上川村高清水村[現]上川村両郷(りようごう) 高清水常浪(とこなみ)川右岸に位置し、東は野中(のなか)村。文禄三年(一五九四…
強清水村こわしみずむら
- 日本歴史地名大系
- 新潟県:佐渡郡小木町強清水村[現]小木町強清水犬神平(いぬかみだいら)村の東、東に宿根木(しゆくねぎ)村が続く。南は海に面し、北の背後は山…
高清水村たかしみずむら
- 日本歴史地名大系
- 秋田県:鹿角市高清水村[現]鹿角市十和田山根(とわだやまね) 高清水高清水川中流域の山間部に位置し、東と西は山地、南は長者久保(ちようじやく…
フォンテナス ふぉんてなす André Fontainas (1865―1948)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フランスの詩人。ベルギーのブリュッセルに生まれ、のちフランスに帰化した。1888年からパリに定住。翌年『花々の血』で淡いペシミズムに彩られた楽…
古川ふるかわに水みず絶たえず
- デジタル大辞泉
- 代々栄えた家は、おちぶれてもなんとか続いていく。基礎のしっかりしているものは容易に滅びないことのたとえ。
アランダ あらんだ Aranda
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- オーストラリア先住民の一民族集団。アルンタAruntaともいう。大陸中央部のマクドネル山脈南東の山裾(やますそ)からフィンク川に沿った、半乾燥だが…
蛙の面に水
- ことわざを知る辞典
- 非難されたり罵倒されても平気で、反応がないことのたとえ。 [使用例] あまりにも、こたえなさすぎやないか。蛙のツラにションベンもええとこです。…
強化儀礼 きょうかぎれい intensification rite
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 農耕儀礼,狩猟儀礼,漁労儀礼,あるいは船などを建造する際に行われる諸儀礼のように収穫の豊穣,漁獲の増大,あるいは建造した船などがその能力を…
マイナス‐しこう〔‐シカウ〕【マイナス思考】
- デジタル大辞泉
- 何かにつけて、どうせ失敗するさ、私はだめなんだなどと悪い方向に考えが向くこと。物事を否定的にとらえる考え方。⇔プラス思考。[類語]否定的・消極…
テトマイエル Tetmajer Przerwa, Kazimierz
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1865.2.12. ルジミェシュ[没]1940.1.18. ワルシャワポーランドの詩人,小説家。「若きポーランド」初期を代表する一人で,人間不信のペシミズム…
クラムスコイ
- 百科事典マイペディア
- ロシアの画家。オストロゴジスク生れ。1864年ペテルブルグのアカデミーを退学し,反アカデミズムを唱えて1871年〈移動展派Peredvizhniki〉を組織。リ…
テトマイエル てとまいえる Kazimierz Przerwa Tetmajer (1865―1940)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ポーランドの詩人、作家。「若きポーランド」初期を代表する叙情詩人で、世紀末的気分――ペシミズム、終末感、倦怠(けんたい)、俗物的理想への軽蔑(け…
ジャン ダバン Jean Dabin
- 20世紀西洋人名事典
- 1889 - 1971 ベルギーの法哲学者。 リエージュ生まれ。 現代のネオ・トミズムを代表するベルギーの哲学者で、ルーバン大学で長期間教壇に立つ。ト…
ペシミスチック(pessimistic)
- デジタル大辞泉
- [形動]厭世的なさま。悲観的なさま。「将来に対してペシミスチックな見方をする」[類語]否定的・消極的・後ろ向き・マイナス思考・ネガティブ・ペ…
唯心論 (ゆいしんろん) spiritualism
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 仏教における唯心論原語は,空気,風,呼吸のち霊気,精霊,精神を意味するラテン語spiritusにさかのぼり,今日では唯物論に対して精神ない…
静寂主義(せいじゃくしゅぎ) Hesycasm
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 心の静寂をとおして神との霊的交わりを果たそうとする修道的祈りと瞑想の方法。起源は初期キリスト教時代の砂漠の修道士にさかのぼるが,シナイ山の…
父系制社会(ふけいせいしゃかい)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 血筋を父方にのみたどる父系出自規制にもとづく社会。これに嫁入婚(よめいりこん),父系の財産相続などをあわせて父権制と呼ぶことがある。父系制社…
松岡寿【まつおかひさし】
- 百科事典マイペディア
- 洋画家。岡山県生れ。川上冬崖,フォンタネージに師事し,1880年―1888年ローマに留学,1889年浅井忠らと明治美術会を創立した。東京高等工業学校,東…
フォトクロミズム photochromism
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ある種の化合物の色が,光をあてることによって可逆的に変化する現象。一般に,光照射により光化学反応(→光化学)を起こし,分子構造の変化を伴う。…
アレキサンダー ゴールデンワイザー Alexander Alexandrovich Goldenweiser
- 20世紀西洋人名事典
- 1880 - 1940 米国の人類学者。 ロシア生まれ。 コロンビア大学でボアズに師事し、ボアズの実証的伝播研究を継承する。後に同大学や社会調査新学院…
ヘンライ Robert Henri 生没年:1865-1929
- 改訂新版 世界大百科事典
- 20世紀初頭のアメリカ画壇で指導的な役割を演じた写実画家。シンシナティ生れ。ペンシルベニア美術アカデミーを出たあとパリのアカデミー・ジュリア…
ルッソロ
- 百科事典マイペディア
- イタリア未来派の画家,音楽家。ベネチア近郊のポルトグルアーロ生れ。1909年マリネッティと知り合い,《未来派宣言》に署名。《一台の自動車のダイ…
きき‐しんがく【危機神学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Theologie der Krisis の訳語 ) 第一次世界大戦後、スイスの神学者カール=バルトおよびその一派によって始められたキリスト…
スルチェフスキー するちぇふすきー Константин Константинович Случевский/Konstantin Konstantinovich Sluchevskiy (1837―1904)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ロシアの詩人、小説家。元老院議員の家に生まれる。西ヨーロッパの大学で哲学・自然科学を学び、帰国後官界に入って、晩年は政府公報の編集に従事し…
フォトクロミズム(photochromism)
- デジタル大辞泉
- ある種の物質に光を照射すると色調・濃度が変わり、光を遮ると元に戻る現象。この現象を利用したフォトクロミックガラス、フォトクロミックレンズな…
ピエゾクロミズム(piezochromism)
- デジタル大辞泉
- ある種の物質に圧力をかけると色が可逆的に変化する現象。また、物質がもつこのような性質をピエゾクロミックという。
バラーキレフ Milii Alekseevich Balakirev 生没年:1837-1910
- 改訂新版 世界大百科事典
- ロシアの作曲家,ピアニスト,指揮者。ニジニ・ノブゴロド(現,ゴーリキー)に生まれ,1855年末にペテルブルグに出てグリンカと知り合い活発な音楽…
世紀末思想 せいきまつしそう
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 高度に発達した資本主義の行きづまりと,神を見失った人間の不安を反映した19世紀末の思想傾向フランスに始まり,1890年代の欧米に広まった。ロマン…
トーテム totem
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 特定の社会集団と,婚姻,禁忌などに関連して,特殊な関係をもつ動植物や鉱物などの自然物をいう。イロコイ連盟を構成する北アメリカインディアンで…
カサル かさる Julián del Casal (1863―1893)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- キューバの詩人。一家の破産により大学を中退、役所勤めをしたが、新聞紙上でスペイン総督を攻撃して失職。結核のため夭逝(ようせい)した。処女詩集…
イベール Jacques Ibert 生没年:1890-1962
- 改訂新版 世界大百科事典
- フランスの作曲家。パリ音楽院で学び,1919年カンタータ《詩人と妖精》でローマ大賞をうける。オネゲル,ミヨーと音楽院で僚友だった秀才だが,20世…
コンフォーミズム こんふぉーみずむ conformism
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 訳語は画一主義、公式主義、順応主義など。ラテン語conformis(同じ形)が語源。いわゆる体制順応主義で、社会の伝統、慣習に唯々諾々と従うこと。道…