三民主義(さんみんしゅぎ)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 民国時代初期に孫文が提唱した中国革命の基本方策で,民族,民権,民生の3主義からなり,中国国民党の指導理念となった。孫文が初めて三民主義の構想…
第三世界(だいさんせかい) Third World
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 第二次世界大戦終結後に欧米諸国の植民地支配から離脱して独立したアジア,アフリカ諸国,およびラテンアメリカ諸国をさす。経済発展で困難を抱える…
第三帝国(だいさんていこく) Drittes Reich
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ナチスの支配体制をいう。1933年1月成立。国会議事堂放火事件によってナチスの独裁体制が確立し,3月の全権委任法によって,ヴァイマル憲法は無効と…
三密加持
- 共同通信ニュース用語解説
- 三密加持さんみつかじ 手指を組み合わせ、仏の悟りの内容や働きを表す印を結ぶ「身密しんみつ」、仏に呼び掛ける真言を唱える「口密くみつ」、仏の…
三峡ダム
- 知恵蔵
- 景勝地・史跡として名高い長江の三峡(瞿塘峡・巫峡・西陵峡)をせき止め、多くの住人を強制退去させて建設される世界最大の多目的ダム。建設計画は199…
高炳三 こうへいさん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
近藤乾三 こんどうけんぞう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1890.11.3. 東京[没]1988.10.1. 東京能楽師,宝生流シテ方。宝生流の謡い手であった近藤敦吉の次男。 1899年 16世宝生九郎知栄に入門。松本長,…
三色説 さんしょくせつ Trichromatic theory
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 色を認識する基本的概念。ヒトは波長 380~780nmの光を色光として認識し,また白から灰を経て黒にいたる色を無彩色として認識する。1801~02年,この…
重心[三角形] じゅうしん[さんかくけい]
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
三組元素 みつくみげんそ triad
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 元素の周期律が確立される (1860年代) 以前の 1829年に J. デーベライナーはリチウム・ナトリウム・カリウム,塩素・臭素・ヨウ素,硫黄・セレン・テ…
七五三 (通称) しちごさん
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題嫁入七五三初演享保14.11(京・嵐座)
三の車 (通称) みつのくるま
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題けいせい三の車初演元禄16.1(京・早雲長太夫座)
三元触媒 サンゲンショクバイ three way catalyst
- 化学辞典 第2版
- エンジンの排気ガス中に含まれる有害成分である一酸化炭素,未燃炭化水素,および窒素酸化物の3成分を,同時に浄化できる機能を有する触媒.現在では…
三変系 サンヘンケイ trivariant system
- 化学辞典 第2版
- 相平衡において自由度が3の系.相律により,一般に二成分一相系は圧力,温度,組成の三つの自由度をもつ三変系であるが,均一な2液の混合物のような…
非核三原則 ひかくさんげんそく
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 核兵器を「持たず,作らず,持ち込ませず」という核兵器に関するわが国の基本政策1968年に佐藤栄作首相が発言し,さらに沖縄返還交渉の過程で明確化…
労働三法 ろうどうさんぽう
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 第二次世界大戦後に制定された労働者保護の中心法労働組合法・労働関係調整法・労働基準法の3法をいう。
横川景三 おうせんけいさん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 1429〜93室町中期の臨済宗の僧。五山文学者播磨(兵庫県)の人。8代将軍足利義政に招かれ,相国 (しようこく) 寺・南禅寺の住持を歴任。五山文学の…
三大飢饉 さんだいききん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 江戸時代の飢饉のうち,特に享保(1732)・天明(1782〜87)・天保(1830以後数年)の飢饉をいうその被害は全国に及んだが,特に関東・東北地方がひ…
地方三帳 じかたさんちょう
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 江戸時代,貢租徴収のための基本的な帳簿御取箇郷帳 (おとりかごうちよう) (各村の村高や反別など基本的事項を記載)・御年貢割付帳・御年貢皆済目…
三国協商 さんごくきょうしょう Triple Entente
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 第一次世界大戦前から戦中にかけて,イギリス・フランス・ロシアが結んだ外交・軍事提携の体制特定の条文による規定はないが,露仏同盟(1891〜94)…
三国時代 さんごくじだい
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ①中国で魏・蜀・呉が中国を3分した時代 220〜280②朝鮮半島に高句麗 (こうくり) ・新羅 (しんら) ・百済 (ひやくさい) の3国が分立抗争した時代 …
三国同盟 さんごくどうめい Triple Alliance
- 旺文社世界史事典 三訂版
- フランスを対象として,1882年5月20日に結ばれたドイツ・オーストリア・イタリアの秘密軍事同盟1879年に独墺同盟が結ばれたが,81年にフランスがチ…
三長制 さんちょうせい
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 北魏 (ほくぎ) の孝文帝が制定した村落統制機構均田制を施行した485年(または486年)に設定。3段の連帯責任による隣保制で,5家を1隣として隣長…
三帝協商 さんていきょうしょう Dreikaiserverhältnis
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 三帝同盟を復活強化するため,1881年6月,ドイツ・オーストリア・ロシアの3皇帝間に結ばれた軍事同盟3国のうち1国が他の大国と戦争する場合,他の…
三仏斉 さんぶっせい
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ⇨ シュリーヴィジャヤ
第三勢力 だいさんせいりょく
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 第二次世界大戦後に現れた,米ソの二大陣営のどちらにも属さず,積極的中立を主張する勢力インドを筆頭とする,アジアの新興諸国のことをさす。これ…
本町三丁目ほんちようさんちようめ
- 日本歴史地名大系
- 東京都:中央区旧日本橋区地区本町三丁目[現]中央区日本橋室町(にほんばしむろまち)二―三丁目・日本橋本町二―三丁目本町二丁目の東に続く両側町…
通三丁目とおりさんちようめ
- 日本歴史地名大系
- 東京都:中央区旧日本橋区地区通三丁目[現]中央区日本橋二―三丁目通二丁目の南に続く東海道沿いの両側町。西は数寄屋(すきや)町・檜物(ひもの)…
三田三丁目みたさんちようめ
- 日本歴史地名大系
- 東京都:港区旧芝区地区三田三丁目[現]港区三田三丁目三田通から南西に分れて品川に向かう往還に面した両側の年貢町屋。東は芝通新(しばとおりし…
三戸遺跡みといせき
- 日本歴史地名大系
- 神奈川県:三浦市三戸村三戸遺跡[現]三浦市初声町三戸 谷の前三浦半島西岸の相模湾を望む標高二八メートルの台地先端にある。縄文時代早期の三戸式…
しゃくさん‐もめん【尺三木綿】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 幅一尺三寸(鯨尺で約四九・三センチメートル)の厚地の白木綿。台湾向けとして愛知・奈良県などから産出した。台湾木綿。
じゅうさ‐にち(ジフサ‥)【十三日】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒じゅうさんにち(十三日)
じゅうさんかい‐き(ジフサンクヮイ‥)【十三回忌】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人の死後満一二年、死んだ日から数えて一三回目の当日。また、その日に行なう法事。[初出の実例]「当年十月亡母十三回忌之間、自二今月一…
じゅうさん‐がね(ジフサン‥)【十三鐘】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 奈良の法相宗菩提院で、明け七つ時(午前四時)と暮れ六つ時(午後六時)についた鐘の音。また、その鐘。合計一三ついたので、この名があ…
じゅうさん‐や(ジフサン‥)【十三屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 九と四の和が一三になるところから ) 櫛屋(くしや)をいう。[初出の実例]「風が炊・床机の狭ひ十三屋」(出典:雑俳・むくの葉後編(1768…
きょう‐さんろう(キャウサンラウ)【郷三老】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 いなかの物知り。または世話やき。
こけい‐さんしょう(‥サンセウ)【虎渓三笑】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 晉の慧遠(えおん)法師が廬山にいた時、訪ねてきた詩人の陶淵明、道士の陸修静を送りながら、話に夢中になって、日頃渡るのを避けていた虎…
した‐さんずん【舌三寸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 心がこもらず、口先だけであること。また、そのことば。おしゃべり。弁舌。三寸の舌。舌先三寸。[初出の実例]「夫世中のありさまを見るに…
しゅんじゅう‐さんでん(シュンジウ‥)【春秋三伝】
- 精選版 日本国語大辞典
- 「春秋」の文章にこめられた孔子の本意を明らかにするための三つの解釈書、「左氏伝」「公羊伝」「穀梁伝」をいう。「公羊」「穀梁」の両伝は「春秋…
さん【三】 の 折((おり))
- 精選版 日本国語大辞典
- =さん(三)の懐紙
さんえ‐ばこ【三衣箱・三衣匣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 三衣を入れる箱。袈裟箱。大形の平たい箱で、かぶせ蓋の形をしたもの。手箱風の小形の深い箱のものもある。後世には居箱(すえばこ)と混同…
さんがい‐ぐら【三階蔵】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 三階だての蔵。江戸時代、町人の家作は三階だてを禁じられていたが、土蔵は防火壁代用として許されることがあった。[初出の実例]「月はよ…
さんく‐さり【三句去】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 連歌・和漢連句・俳諧の去り嫌いの禁制の一つで、三句以上隔てて使うようにきめられている字や語。連歌新式には、「三句を隔つべき物」と…
さんごく‐どうめい【三国同盟】
- 精選版 日本国語大辞典
- ① ドイツ・オーストリア・イタリアの三国間の秘密軍事同盟。一八八二年三国協商に対抗して成立。一九一五年イタリアの連合国側参戦により廃棄。〔袖…
さんご‐や【三五夜】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 陰暦一五日の夜。特に八月一五日の夜をいう。三五の夜。《 季語・秋 》[初出の実例]「三秋三五夜、夜久夜風涼」(出典:凌雲集(814)早秋…
さんさい‐がつ(‥グヮツ)【三斎月】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =さんちょうさいがつ(三長斎月)
さんさい‐ぼり【三斎彫】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「三斎」は細川忠興の号 ) 細川忠興が余技として刀剣の縁頭(ふちがしら)や鍔に施した彫刻。素朴で雅致がある。
さんさんか‐いおう(サンサンクヮいわう)【三酸化硫黄】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 硫黄の酸化物。化学式 SO3 無色の結晶性固体。アルファ、ベータ、ガンマの三種の変態がある。水に溶けると硫酸となり、強い酸化作用をも…
さんじげん‐えいが(‥エイグヮ)【三次元映画】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 画面が立体感を与えるように製作された映画。立体映画。
さんじ‐けんたい【三事兼帯】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 平安時代以来、衛門佐(えもんのすけ)・五位蔵人・弁官の三職を兼任すること。衛門佐(検非違使庁の次官でもある)から、五位蔵人を経て弁…