スティリコ Flavius Stilicho 生没年:365ころ-408
- 改訂新版 世界大百科事典
- ローマ帝政後期の将軍。ローマ軍に勤務するバンダル人の息子として生まれ,383年ころローマ軍将校となり,ペルシアへの使節団に参加した。帰国後テオ…
トリエント公会議 (トリエントこうかいぎ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 1545-63年,北イタリアのトレント(ドイツ語名トリエント)で開かれた第19回世界教会会議。1520年代から教会改革のために教会会議開催の必要が叫ばれ…
アウステルリッツの戦い あうすてるりっつのたたかい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ナポレオン1世が皇帝戴冠(たいかん)1周年記念日にあたる1805年12月2日、オーストリア皇帝フランツ1世(神聖ローマ帝国皇帝としてはフランツ2世)とロ…
かな‐にゅうりょく〔‐ニフリヨク〕【仮名入力】
- デジタル大辞泉
- 《kana character input》キーボードによる日本語入力の際、キーボードに記されたかな文字で入力すること。ローマ字入力に比べ、打鍵数は少ないが、…
けいがそくほ‐きょうそう〔‐キヤウソウ〕【×繋×駕速歩競走】
- デジタル大辞泉
- 騎手が馬の後ろにつけた二輪車(繋駕車)に乗って行われる競馬。古代ローマ時代に行われた戦車競走に由来。競技は斜対歩と側対歩に分かれて行われる…
イグマーンディ‐ようさい〔‐エウサイ〕【イグマーンディ要塞】
- デジタル大辞泉
- 《Igmándi erőd》ハンガリー北西部の都市コマーロムにある要塞。19世紀に旧市街の南側を防備するために建造された。現在、古代ローマ時代の出土品を…
セルウィウス Servius Honoratus, Marius (Maurus)
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 4世紀のローマの文献学者,注釈家。すぐれたウェルギリウスの注釈を著わした。マクロビウスのウェルギリウス研究『サトゥルナリア』のなかでも,議論…
アスカニウス Ascanius
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ローマの伝説上の人物。アエネアスの息子でアルバ・ロンガの建設者。母はトロイのクレウーサで父に伴われてイタリアに来たとも,イタリアでラビ…
アリオウィスツス Ariovistus
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前1世紀頃のスエウィ族の王。前 71年頃ガリアに侵入し,ガリア諸族を破った。ローマ元老院は彼のガリア征服を承認したが,ガリア諸族の訴えを受入れ…
イルデフォンスス Ildefonsus
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]607頃[没]667頃スペインのトレドの大司教,聖人。聖母マリアに深い崇敬を捧げ『聖マリアの処女性について』を著わす。西ゴート時代のスペインに…
音楽賞 おんがくしょう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 音楽の振興や発展のために尽した人に与えられる賞。ローマ大賞 (フランス) ,モーツァルト賞 (ドイツ) ,ピュリッツァー賞 (アメリカ) など。日本で…
トスカーナ‐しき【トスカーナ式】
- デジタル大辞泉
- 古代ローマ建築の列柱様式の一。エトルリアの神殿様式に由来し、一見ドリス式に似ているが、柱身に彫溝(フルーティング)がなく、柱間はしらまも大…
しろん【詩論】[書名]
- デジタル大辞泉
- 《原題、〈ラテン〉Ars poetica》古代ローマの詩人、ホラティウスによる書簡詩形式の論文。原題の直訳は「詩の技法(アルスポエティカ)」。後世の詩…
スプリンツ
- デジタル大辞泉プラス
- 《Sbrinz》スイスの中央部で生産されるチーズ。形は車輪型。ハードタイプ。製造の歴史は古く、ローマ時代にはすでに生産されていたとされる。削って…
レト語 レトご Raetic language
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ローマ以前に,イタリア,スイス,オーストリアにまたがるラエチア地方に話されていた言語。ラエチア語ともいう。インド=ヨーロッパ語族に属す…
コルンカニウス Coruncanius, Tiberius
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前3世紀頃のローマの政治家。前 280年執政官 (コンスル ) 。エトルリア,エピルスのピュロスと戦う。前 254/3年にはプレプス (平民) 最初の大神官に…
ポスツミア街道 ポスツミアかいどう Via Postumia
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ローマの街道の一つ。北イタリア,クレモナを基点にゲヌア (現ジェノバ) とアキレイアを結ぶ。前 148年の執政官 (コンスル ) ポスツミウス・アル…
サンス(Sens)
- デジタル大辞泉
- フランス中北部、ヨンヌ県の都市。同県の副県都。ヨンヌ川沿いに位置し、古代ローマ時代から鉱泉のある保養地として知られる。ゴシック様式最古の教…
ピン‐イン【&JISEAE9;音】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 中国語から ) 中国語のローマ字表記法。一九五八年に公布された「漢語拼音方案」に基づき、アルファベットと声調符号とにより、現代中…
co・tur・no, [ko.túr.no]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [男] (古代ギリシア・ローマの)半長靴;悲劇役者の履いた厚底の靴.calzar el coturno荘重な[格調高い]文体で書く.de alto coturno身分の高い.
Nu・man・cia, [nu.mán.θja/-.sja]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [固名] ヌマンシア:イベリア半島の制圧を目指すローマ軍と土着のケルト・イベリア人の間で激しい攻防戦(前143-133)が展開された地域.→Escipi…
**vein・ti・cua・tro, [bein.ti.kwá.tro;ƀein.-]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [形] [veinte y cuatro の縮約形]〘数詞〙1 ⸨+名詞⸩ 24の,24人[個]の.2 ⸨名詞+⸩ 24番目の.━[男] 24;24の数字(ローマ数字 XXIV).
ディオニソス Dionysos
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 古代ギリシアのぶどうと酒の神,また文化の推進者古代ローマ神話ではバッカス(Bakkhus),ギリシア神話ではゼウスとセメレの子。東方系の神としてア…
ヌミディア Numidia
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 現在のアルジェリア東部地方の古名,国家名前46年以後,ローマの属州となり,穀倉地帯でもあり,ヴァンダル族の侵入までキリスト教圏の中心として栄…
bacheròzzo, bacheròzzolo
- 伊和中辞典 2版
- [名](男) 1 (魚, 鳥のえさに使う)幼虫, うじ;さなぎ. 2 ⸨ローマ⸩ゴキブリ, アブラムシ;⸨謔⸩(黒衣を着た)司祭, 坊主. 3 けがらわしいやつ, 不快…
áir pàssage
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- 1 通気道,通風路.2 飛行機旅行;飛行機の客室装備(◇座席・寝台など).book air passage from Paris to Romeパリからローマまでの便を予約する
Tribunal
- ポケットプログレッシブ独和・和独辞典(独和の部)
- [中] (―s/―e) 〘史〙(古代ローマの)司令官席; (裁判の時の)政務官席; 〔上級〕裁判所, 法廷.vor ein ~ stellen〈bringen〉(人を)公に非難する.
コリント式(コリントしき)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 古代ギリシア神殿建築様式の一つ。イオニア式から徐々に派生し,ヘレニズム,ローマ時代に栄えた。円柱は台座,溝彫(24本)を持ち,柱頭はアカンサス…
カープア Capua
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ローマ時代に栄えた都市。イタリア半島の中部西岸に近く,アッピア街道に沿う。商工業都市として繁栄したが,ここの剣闘士養成所は有名。前73年,ス…
キュレネ Kyrene
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 古代のキレナイカで栄えたドーリア系のギリシア植民市。前630年頃建設され,建設者バットスとその子孫の王政が続いたが,ヘレニズム時代にはエジプト…
ダキア Dacia
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ドナウ川下流北岸の一地方。前4世紀ケルト人の侵入により鉱山が開発され,ギリシア人と交易した。2世紀初頭のトラヤヌス帝の遠征によってローマの属…
ドイツ Duitch (オランダ) Deutschland (ドイツ) Germany (イギリス)
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ヨーロッパのほぼ中央部を占める地域。第二次世界大戦後の1949年,国土が東西に2分され,東にドイツ民主共和国(東ドイツ),西にドイツ連邦共和国…
アンブラスじょう【アンブラス城】
- 世界の観光地名がわかる事典
- オーストリア西部、チロル州の州都インスブルック(Innsbruck)の郊外にある白亜の古城。前方オーストリア大公(チロル地方の領主)、のちのボヘミア…
カタリナ かたりな Catharina de Alexandria
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 4世紀ごろの殉教者、カトリックの聖女。生涯については伝説的資料しかない。貴族の出身で、優れた教育を受け、18歳のとき皇帝の前で異教徒の哲学者と…
古代国家 こだいこっか
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 近代以前の社会において、諸民族が未開から文明へと移行する際、最初に形成する国家をいい、その多くは奴隷制を基礎としていた。国家とは、歴史的に…
聖マルティン祭 (せいマルティンさい) Martinmas
- 改訂新版 世界大百科事典
- キリスト教の聖人マルティヌスを記念するローマ・カトリック教会の祝日。11月11日。マルティヌスはガリアに最初の修道院を建て,やがてトゥールの司…
カルポー Carpeaux, Jean-Baptiste
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1827.5.11. バランシエンヌ[没]1875.10.12. クールブボアフランスの彫刻家。ジュール・カルボーともいう。父は石工。1842年以来パリに住み,1844…
エルスハイマー Adam Elsheimer 生没年:1578-1610
- 改訂新版 世界大百科事典
- ドイツの画家。フランクフルト・アム・マインに生まれ,同地でウッフェンバハPhilipp Uffenbachからデューラーの伝統を,フランケンタールに亡命中の…
マルス まるす Mars
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ローマの古い軍神で、のちギリシア神話のアレスと同一視された。また、のちには火星のヨーロッパ名ともなった。ラティニィ人の間では古くはマウ…
holy
- 英和 用語・用例辞典
- (形)神聖な 神の (名)神聖なもの 神聖な場所holyの関連語句have a holy terror of〜をひどく恐れるholy day宗教上の祝祭日holy orders牧師任命式 叙…
パンタレオーニ Pantaleoni, Maffeo
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1857.7.2. ローマ近郊フラスカティ[没]1924.10.29. ミラノローザンヌ学派に属するイタリアの経済学者,政治家。ローマ大学卒業後,ベネチア,パ…
エトルリア語 (エトルリアご) Etruscan
- 改訂新版 世界大百科事典
- ローマ帝国が興隆する以前にイタリア中部に栄えたエトルリア人の残した言語。西ギリシア文字(〈ギリシア文字〉)に由来するアルファベットで書かれ…
ネルビ ねるび Pier Luigi Nervi (1891―1979)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イタリアの建築家兼構造技術者。鉄筋コンクリートの特質に深く通じ、ダイナミックな現代性に富む造形美を展開した。ロンバルディアに生まれ、ボロー…
ローシー (Rosi, Giovanni Vittorio)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1867-? イタリアの振付師,演出家。1867年10月18日生まれ。大正元年(1912)帝国劇場歌劇部のオペラ指導者として来日し,「蝶々夫人」「魔笛」などの日…
パレアリオ Paleario, Aonio; Antonio della Paglia(degli Pagliaricci)
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1500頃.ベローリ[没]1570.7. ローマイタリアの人文主義者,宗教改革者。ラテン名 Aonius Palearius。聖書の権威を説いて教皇権を批判し,宗教裁…
インノケンチウス9世 インノケンチウスきゅうせい Innocentius IX
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1519.7.20. ボローニャ[没]1591.12.30. ローマボローニャ出身の第230代教皇(在位 1591.10.~12.)。本名 Giovanni Antonio Fachinetti。ナポリ…
玉座 (ぎょくざ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 権力者が自己の社会的権威を誇示するために公的な場所で使用する座,または座具。玉座は通常踏段を備えた高台に設置され,権力者はつねに高い位置を…
フラックスマン John Flaxman 生没年:1755-1826
- 改訂新版 世界大百科事典
- イギリスの彫刻家,挿画家。イギリス彫刻史上最大の人物であるとともに,この国の新古典主義の代表的芸術家。ヨークに生まれ,1775-87年,当時流行の…
アルチャート Andrea Alciato 生没年:1492-1550
- 改訂新版 世界大百科事典
- イタリアの法学者。人文主義法学の創始者として知られる。ミラノの有力門閥の出で,人文主義者パラージョParrasioにつき古典語と文献学的技術を修得…
アルノルフォ・ディ・カンビオ あるのるふぉでぃかんびお Arnolfo di Cambio (1245ころ―1301/1302)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イタリアの建築家、彫刻家。美術家としてのデビューは、1265年にシエナ大聖堂の有名な説教壇を制作したニコラ・ピサーノの助手としてであった。さら…