さん‐そんゆう〔‐ソンイウ〕【三損友】
- デジタル大辞泉
- 《「論語」季氏から》つきあって損になる3種類の友人。人のきげんばかりとる者、こびへつらうだけで誠意のない者、口先がうまくて真心のない者のこと…
さんだい‐そうおん〔‐サウオン〕【三代相恩】
- デジタル大辞泉
- 祖父以来3代にわたって主君に仕えて恩を受けること。三代重恩。「大恩ある―の御主人」〈伎・幼稚子敵討〉
さんだん‐ろんぽう〔‐ロンパフ〕【三段論法】
- デジタル大辞泉
- 論理学で、大前提・小前提および結論からなる間接推理による推論式。例えば、「人間は死ぬ」(大前提)、「ソクラテスは人間である」(小前提)、故…
さんちゃん‐のうぎょう〔‐ノウゲフ〕【三ちゃん農業】
- デジタル大辞泉
- 《「三ちゃん」は、じいちゃん・ばあちゃん・かあちゃん》主な働き手である男性が出かせぎや勤めに出て、他の家族により行われる農業経営。昭和30年…
さんど‐びきゃく【三度飛脚】
- デジタル大辞泉
- 《「さんどひきゃく」とも》江戸時代、江戸・大坂間を毎月3回定期的に往復した飛脚。
さんねん‐ざか【三年坂】
- デジタル大辞泉
- そこで転ぶと3年以内に死ぬという俗信のある坂。東京の芝高輪や京都の清水寺の坂など。[補説]書名別項。→三年坂
さんびゃく‐だな【三百▽店】
- デジタル大辞泉
- 家賃がきわめて安い、粗末な借家。「―に新造しんざうとさしむかひ」〈柳多留・二一〉
三拍子さんびょうし揃そろ・う
- デジタル大辞泉
- 必要な要素をすべて備えている。「投・攻・守の―・った好チーム」[類語]もってこい・便宜・好都合・便利・利便・タイムリー・有り難い・うれしい・御…
さんぶ‐がっしょう〔‐ガツシヤウ〕【三部合唱】
- デジタル大辞泉
- 三つの声部からなる合唱。
さんぶ‐きょう〔‐キヤウ〕【三部経】
- デジタル大辞泉
- それぞれの立場で最も尊重する経典三部を選んだもの。浄土三部経は、無量寿経・観無量寿経・阿弥陀経。法華三部経は、無量義経・法華経・観普賢経。…
さんぶ‐けいしき【三部形式】
- デジタル大辞泉
- 一つの楽曲が三つの楽節からなる形式。同一または類似の第一部分・第三部分の間に、対照的な性格の中間部が置かれることが多い。三部分形式。
さんぼう‐ぎり〔サンバウ‐〕【三方×桐】
- デジタル大辞泉
- たんすなどの前と左右の三方に桐の材を用いること。また、そのたんす。→総桐
さんまい‐おろし【三枚下ろし】
- デジタル大辞泉
- 魚を料理するとき、頭を落とし、上身・下身の片身二枚と中骨に切り離すこと。三枚。[類語]中落ち・二枚下ろし
さんまい‐にく【三枚肉】
- デジタル大辞泉
- 牛肉・豚肉などの、肋骨ろっこつについた肉。脂あぶらと肉が3枚重なったように見えるところからいう。ばら肉。
さんりょう‐しん【三×稜×鍼】
- デジタル大辞泉
- 稜かどが三つある鍼はり。瀉血しゃけつやはれものの切開などに用いる。
さんろん‐しゅう【三論宗】
- デジタル大辞泉
- 三論を典拠とする仏教の宗派。起源はインドで、空の思想を説く。鳩摩羅什くまらじゅうによって中国に伝えられ、隋末・唐初のころ、僧吉蔵が中国十三…
ごさん‐にち【五三日】
- デジタル大辞泉
- 数日。「―は五体六根何事もせず」〈仮・伊曽保・中〉
しち‐ご‐さん【七五三】
- デジタル大辞泉
- 1 男子は3歳と5歳、女子は3歳と7歳にあたる年の11月15日に行われる、子供の成長を祝う行事。晴れ着を着せ、神社などに参詣する。七五三の祝い。《季…
しで‐さんず〔‐サンヅ〕【死出三▽途】
- デジタル大辞泉
- 《死出の山と三途の川の意》冥途への旅に出ること。死ぬこと。「―の御供こそ、何かは逃れ申さん」〈仮・恨の介・下〉
第三世界
- 知恵蔵
- アジア、アフリカ、ラテン・アメリカなど、大国への従属を経験した途上国を、世界の変革の主体とみなす際の呼称。フランス革命の主体の第三身分にな…
じゅうさんや【十三夜】[書名]
- デジタル大辞泉
- 樋口一葉の小説。明治28年(1895)発表。不幸な結婚をしたお関を通し、封建的な社会の矛盾を女性の立場から描く。
ぶかん‐さんちん【武漢三鎮】
- デジタル大辞泉
- 《「鎮」は中心都市の意》武昌・漢口・漢陽3市の総称。武昌は政治、漢口は商業、漢陽は工業の要衝地。現在は合併して武漢市を構成。
坪井航三 (つぼい-こうぞう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1843-1898 明治時代の軍人。天保(てんぽう)14年3月7日生まれ。坪井信友(しんゆう)の養子。明治5年渡米してコロンビア大でまなぶ。日清(にっしん)戦…
友安三冬 (ともやす-みふゆ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1788-1862 江戸時代後期の国学者。天明8年生まれ。高松の菊池高洲に漢学を,備中(びっちゅう)(岡山県)の藤井高尚(たかなお)に国学をまなぶ。文政7年…
三年目
- デジタル大辞泉プラス
- 古典落語の演目のひとつ。「三年目の幽霊」とも。大阪では「茶漬幽霊」と題する。四代目橘家圓喬が得意とした。
三百植木
- デジタル大辞泉プラス
- 古典落語の演目のひとつ。
三枚起請
- デジタル大辞泉プラス
- 古典落語の演目のひとつ。上方種。五代目古今亭志ん生が得意とした。
宍粟三尺
- デジタル大辞泉プラス
- 兵庫県宍粟(しそう)市で生産されるキュウリ。長さは36~44cmと長く、歯ごたえ良好。1935年頃、旧宍粟郡に導入されたが栽培面積が減り、1972年には一…
第三双生児
- デジタル大辞泉プラス
- 英国の作家ケン・フォレットのスリラー小説(1997)。原題《The Third Twin》。
湯地平生三 (ゆじ-つねぞう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1830-1899 幕末-明治時代の殖産家。文政13年2月25日生まれ。日向(ひゅうが)宮崎郡清武村の人。飫肥(おび)藩の勘定方物産係。維新後,戸長などをつと…
吉川三左衛門 (よしかわ-さんざえもん)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 織豊時代の豪商。近江(おうみ)(滋賀県)長浜の町年寄,船年寄。天正(てんしょう)2年(1574)羽柴秀吉が長浜に築城したとき,城下の町づくりにつとめ…
三次構造
- 栄養・生化学辞典
- タンパク質については,アミノ酸の配列が一次構造,αヘリックス,βシート構造などが二次構造,さらにその上の立体構造を三次構造という.サブユニ…
馬杉復三 (ますぎ-またぞう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1896-1947 大正-昭和時代の病理学者。明治29年5月生まれ。ヨーロッパ留学後,昭和2年千葉医大教授。のち順天堂医専,東京医専の教授。実験動物に抗腎…
松内則三 (まつうち-のりぞう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1890-1972 昭和時代のアナウンサー。明治23年7月28日生まれ。大正14年東京放送局(のちのNHK)にはいる。「夕やみ迫る神宮球場,カラスが2羽3羽……」な…
松丸志摩三 (まつまる-しまぞう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1907-1973 昭和時代の農業評論家。明治40年8月19日生まれ。朝鮮総督府畜産技師,同畜産課長をつとめ,戦後は評論活動のかたわら千葉,静岡,宮崎の各県…
三角形図解
- ASCII.jpデジタル用語辞典
- 三角形の形を使用して、構造を階層化して表現する図解。
雷三日
- とっさの日本語便利帳
- 雷が発生すると三日ぐらい続くということ。大気の状態を不安定にさせ、積乱雲を発達させる上空の寒気の動きが遅いのが原因。
三・九クーデタ (さんきゅうクーデタ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 第2次大戦末期,フランス領インドシナ(仏印)のフランス勢力を打倒するため,駐仏印日本軍第38軍(司令官土橋勇逸中将)が起こしたクーデタ。明号作…
三教会同 (さんきょうかいどう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 明治政府による神道・仏教・キリスト教代表者の会同。日露戦争後の社会的矛盾の激化,富国強兵の国民的合意の風化に対し,政府は過激思想を弾圧し,…
三国干渉 (さんごくかんしょう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 干渉の形成 干渉の受諾1895年4月23日,下関条約による日本の遼東半島割取要求に対し,ロシア,ドイツ,フランスが東洋艦隊の武力を背景に…
三国史記 (さんごくしき)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 朝鮮古代の新羅,高句麗,百済3国に関する歴史書。1145年に金富軾らが編纂した官撰書。全50巻で,新羅本紀(1~12),高句麗本紀(13~22),百済本…
三C政策 (さんシーせいさく)
- 改訂新版 世界大百科事典
- インドのカルカッタ,エジプトのカイロ,南アフリカのケープタウンのCを頭文字とする3地点を結ぶ地域を支配しようとするイギリスの帝国主義政策を指…
三畳紀 (さんじょうき) Triassic period
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中生代を三つに分けたうちの第1の時代で,この時代に形成された地層を三畳系Triassic systemという。現在から約2億4800万年前に始まり,約2億1300万…
三体詩 (さんたいし) Sān tǐ shī
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国,唐代の詩の選集。南宋の周弼(しゆうひつ)編。七言絶句,七言律詩,五言律詩の3形式(三体)に限り,167人の作品494首を収める。原名を《唐賢…
三段論法 (さんだんろんぽう) syllogism
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 インドアリストテレスによってほぼその全体が与えられ,中世を通じて洗練された論理学の体系は,現代論理学に対して伝統的論理学と呼ばれて…
三人法師 (さんにんほうし)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 物語。通常2巻。作者不詳。室町時代の成立か。高野山で修行する3人の僧が,おのおのの遁世のいきさつを語る構成。第1の僧は,足利尊氏に仕えていた武…
三番目物 (さんばんめもの)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 能の種別の名。五番立分類(江戸時代の1日の番組編成基準に基づく分類法)で第3番目に置かれる能。1日の演能の中心をなす幽玄味の濃い曲で,舞歌の要…
三圃制 (さんぽせい) three-field system Dreifeldersystem[ドイツ] assolement triennal[フランス]
- 改訂新版 世界大百科事典
- ヨーロッパ中世で典型的に発達した農法で,穀物畑における3年単位の輪作を根幹とする。三圃農法とも呼ばれる。開放耕地制度と結びついて,農村社会の…
七五三 (しちごさん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 3歳,5歳,7歳の子どもの成長を祝って11月15日に氏神まいりをすること。子どもの成長を承認し祝う通過儀礼の一つであるが,七五三と称して現在のよう…
寛永三馬術 (かんえいさんばじゅつ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 講談。曲垣(まがき)平九郎,向井蔵人,筑紫市兵衛を主人公とした典型的な武芸講談。そのうち平九郎が将軍徳川家光の命で芝愛宕山の男坂を馬で乗り…